大人気リーガルドラマ『SUITS/スーツ』で主人公ハーヴィー(ガブリエル・マクト)の上司ジェシカ・ピアソン(ジーナ・トーレス)を中心にしたスピンオフドラマ『Pearson(原題)』。米USA Networkにて今年7月よりスタートした本作だが、残念ながらシーズン1で打ち切られることが明らかとなった。米Varietyが報じている。
『SUITS』シーズン7の最終話「来たるべき時」が、バックドア・パイロットとして放送された『Pearson』は、腐敗したシカゴの政治社会で、大規模な再開発計画を推進するシカゴ市長とジェシカが対立していく姿を描くシリーズ。
ジーナがジェシカ役で続投し、オリジナル版にも姿を見せたジェシカの恋人ジェフ・マローンを演じたD・B・ウッドサイド(『LUCIFER/ルシファー』)もカムバック。その他、シカゴ市長のボビー・ノヴァック役でモーガン・スペクター(『HOMELAND』)、非公式に市長の右腕的存在を務める弁護士ケリー・アレン役のベサニー・ジョイ・レンツ(『One Tree Hill』)、ジェシカの従姉妹アンジェラを演じるシャンテル・ライリー(『ワイノナ・アープ』)、ジェシカの気が強いアシスタントのヨリ役でイザベル・アライザ(『The Oath(原題)』)、市長の報道官デリック役のイーライ・ゴリー(『The 100/ハンドレッド』)らが出演している。
本作は『SUITS』の製作チームが集結し、パイロット版はアーロン・コーシュとダニエル・アーキンが脚本を務め、ケヴィン・ブレイがメガホンを執った。主演のジーナはブライややダグ・リーマン、デヴィッド・バーティス、ジーン・クライン、クリス・ダウニーと共に製作総指揮を兼任していた。
Don't mess with Jessica. #Pearson premieres July 17 on @USA_Network. pic.twitter.com/9DXmKlfKWo
— Pearson (@PearsonUSA) May 1, 2019
絶大な人気を誇る『SUITS』ほどスピンオフは視聴率を稼ぐことができなかったようで、批評家によるレビューも芳しくなかったという。対する本家『SUITS』は、9月25日に放送されたエピソード、シリーズ通算134話をもって9シーズンにわたる歴史に幕を閉じた。(海外ドラマNAVI)
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『Pearson』