通算100話到達『アメリカン・ホラー・ストーリー』、ライアン・マーフィー「これからも続けたい」

シリーズ通算100話に到達した人気ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』(以下『アメホラ』)でクリエイターを務めるライアン・マーフィーが、「これからも続けたい」と明かした。米Varietyが報じている。

記念すべき100話を祝すイベントが、『アメホラ』の撮影にゆかりがあるハリウッド・フォーエバー・セメタリーで開催され、この地での思い出をマーフィーは振り返り、「シリーズの大好きな思い出の一つが、ここでシーズン5(『アメホラ:ホテル』)を撮影した時のことだ。レディー・ガガやマット・ボマーと撮影の合間に歩き回って、午前3時に墓石の写真を撮ったんだ。ここに戻って来ることは意味があるよ。だって、シリーズが永遠に終わらない気がするし、飽きもしないし、みんなが番組を大好きでいてくれると感じられるからね」とコメントした。

そして、シーズン10で幕を閉じるのではないかと予想されているシリーズの今後について、これからも続けて製作する可能性があると述べている。「シーズン10の発注を受けたのが最後だけど、シーズン5辺りで"この番組は愛されているから今後も続けられるかもしれない"と、(脚本家の)ジョン(・J・グレイ)と言ってたんだ。世界で最も人気がある番組の一つだから、ジョンがやりたいと思っている限りは続けたいと思っている。だから"シリーズを終わらせるべきか、それとも前に進むべきかどうか、話し合ってきたか?"って聞かれたら、"前進できることを願ってる"と答えるよ」と、アイデアが尽きない限りはシリーズを続行させる意欲は満々のようだ。

今年9月に米国で放送スタートしたシーズン9にあたる『American Horror Story: 1984(原題)』は、1980年代に流行ったスラッシャー系ホラー映画にインスパイアされた作品。青春ミュージカルドラマ『Glee/グリー』で、グリー部の顧問ウィル・シュースター先生を演じたマシュー・モリソンがシリーズに初出演し、複数シーズンにわたり出演したエマ・ロバーツ(『スクリーム・クイーンズ』)や、コディ・ファーン(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)、レスリー・グロスマン(『恋するマンハッタン』)、ビリー・ロード(『スター・ウォーズ』シリーズ)、ジョン・キャロル・リンチ(『Channel ZERO:ノーエンド・ハウス』)、そして米国代表のオリンピック選手ガス・ケンワージーらが出演している。

これからも続いていくことを期待したい『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン9は、米FXにて毎週水曜に放送中。視聴記録やレビューは、【海外ドラマNAVI作品データベース】をチェック。(海外ドラマNAVI)

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