米FOXにて1997年から2002年まで放送され、エミー賞とゴールデン・グローブ賞で作品賞に輝いたリーガルドラマ『アリー・myラブ』。世界中で"アリー現象"を引き起こした人気作のリバイバル版が製作されるかもしれない。米TV Lineが報じた。
『アリー・myラブ』は、ハーバード卒の弁護士アリー(キャリスタ・フロックハート)が恋愛に悩みながらも仕事に邁進する姿を、ユーモアを交えてハートフルに描いたリーガルコメディドラマ。一人の女性として悩み奮闘するアリーの姿と一風変わった面々が揃う法律事務所の日々がコミカルに描かれ、社会現象を巻き起こすほどの人気作となった。
そんなヒット作のリバイバル版の製作は現在、初期段階にあるそうで、主役を演じたキャリスタにも出演依頼の話がされているという。オリジナル版のクリエイター、デイビッド・E・ケリー(『ボストン・パブリック』『ビッグ・リトル・ライズ』)も何かしらの形でリバイバル版に関わることになりそうだが、脚本家としてではないと報じられている。2018年の米Hollywood Reporterのインタビューで「『アリー・myラブ』の復活には賛成だけど、僕が手掛けるべきじゃないね。女性がやるべきだよ」と語っていたからだ。
放送局や配信先は未定だが、TV Lineによると制作スタジオのTwentieth Televisionはディズニーの傘下にあることから、Huluが現実的ではないかと伝えている。
キャリスタと共に本作で人気を博したのは、エレイン・ヴァッセル役のジェーン・クラコウスキー(『アンブレイカブル・キミー・シュミット』)、ビリー・アラン・トーマス役のギル・ベローズ(『パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~』)、リチャード・フィッシュ役のグレッグ・ジャーマン(『グレイズ・アナトミー』)、レネ・ラディック役のリサ・ニコル・カーソン(『ER 緊急救命室』)、リン・ウー役のルーシー・リュー(『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』)、ジョン・ケイジ役のピーター・マクニコル『NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル』ら。シーズン4にはラリー・ポール役で、ロバート・ダウニー・Jr(『アベンジャーズ』シリーズ)が登場していた。
まだ初期段階ということだが、実際にリバイバル版製作が実現するかどうか続報を待ちたい。『アリー・myラブ』は初回入会30日間は無料お試しありの【TSUTAYA DISCAS / TSUTAYA TV】でレンタル&配信中(海外ドラマNAVI)
Photo:『アリー・myラブ』シーズン2 (C) 1999 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved