先日90歳の誕生日を迎えたウィリアム・シャトナーは、SFシリーズの金字塔『スター・トレック』シリーズで長きにわたりジェームズ・T・カーク船長を演じてきたことで知られているが、彼はこれまで自身の代表作を見たことがないという。最近の米People誌のインタビューでその理由を明かしている。米Indie Wireが伝えた。
「私は一度も『スター・トレック』を見たことがないんだ」と明かしたウィリアム。「私が知らないエピソードがたくさんあり、知らない映画もある」
1989年の映画『スター・トレック5/新たなる未知へ』は例外だというが、それは彼が監督を務めたため。ウィリアム曰く、長期にわたるシリーズでの自分の演技を振り返るのは楽しいことではないという。「自分の見た目や、やっていることが好きではないから、(自分の作品を見ることは)苦痛なんだよ」
自身の出演を振り返ることはできないと述べたウィリアムだが、『スター・トレック』のフランチャイズは壊れた世界にとってかすかな希望の光になると語り、シリーズが何十年間も愛され続けている理由について次のように話した。
「『スター・トレック』は、私たちが400年後にも存在していると言っているから、希望がある。それが視聴者が得るものであり、希望だ。それこそが『スター・トレック』のメッセージであり、『スター・トレック』が人気の理由だと思うよ」
ウィリアムは『スター・トレック』シリーズ以外にも、『サイバードラッグ/テクウォー』シリーズや『ボストン・リーガル』などのTVドラマに出演。高齢になっても俳優として現役で活躍しており、2019年には大ヒットコメディシリーズ『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』シーズン12にゲスト出演した。(海外ドラマNAVI)
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『スター・トレック/宇宙大作戦』シーズン2
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