『ブラック・ウィドウ』公開後に控えているマーベルドラマシリーズ13作品

新型コロナウイルスの影響で公開が1年以上遅れていたマーベル映画『ブラック・ウィドウ』がついに公開された。同作はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4で初めて公開された映画となったわけだが、ドラマシリーズでは『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、そして最終回を迎えたばかりの『ロキ』がすでにリリースされている。今後予定されているドラマシリーズ13作品を紹介したい。

『ホワット・イフ...?』

Disney+(ディズニープラス)にて、8月11日(水)16:00より日米同時配信。
本作は、MCUで取り上げられ始めたマルチバースを掘り下げるアニメシリーズ。実際に劇中で起こった出来事をベースに、「もしもあの時、ヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら...?」というテーマで、MCUの登場人物たちの"ありえたかもしれない"様々な"もしもの物語"を描く。

『ホークアイ』

スーパーヒーロー、ホークアイ/クリント・バートンを主人公に、彼が若きスーパーヒーロー、ケイト・ビショップのメンターとなり、ケイトに"ホークアイ"のバトンを受け渡す展開になると伝えられている。ジェレミー・レナーがホークアイ役で続投し、ケイト役にヘイリー・スタインフェルドがキャスティングされている他、『ブラック・ウィドウ』でエレーナを演じているフローレンス・ピューも出演する。

『Ms. Marvel(原題)』

MCUで初となる中東系のスーパーヒーローを主人公にしたシリーズ。ニュージャージー州ジャージー・シティに暮らす16歳の高校生カマラ・カーンが、スーパーヒーローのミズ・マーベルとして奮闘する姿が描かれる。主演を務めるのは本作がスクリーンデビューとなるイマン・ヴェラニ。

『Moon Knight(原題)』

エジプトでの仕事中に瀕死の重傷を負ってしまった元傭兵マーク・スペクターが、古代エジプトの月の神コンシューと契約を結び蘇る。特殊なパワーを得た彼はムーン・ナイトとなり、悪と闘うことに。映画『スター・ウォーズ』の続三部作でポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザックが主演する。

『She-Hulk(原題)』

アベンジャーズのメンバーであるハルク/ブルース・バナーのいとこで弁護士のジェニファー・ウォルターズがブルースから輸血を受け、同様のパワーを持つようになる。シー・ハルクとなった彼女が悪に立ち向かう姿が描かれ、『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』でエミー賞を受賞したタチアナ・マズラニーが主演する。

『The Guardians of the Galaxy Holiday Special(原題)』

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで監督を務めるジェームズ・ガンが、2023年に公開予定の第3作までのギャップを埋める特別番組を製作。シリーズの主要キャストが登場するものと期待されており、2022年にリリース予定。

『I Am Groot(原題)』

2017年公開の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で姿を見せたベビー・グルートに焦点を当てた短編シリーズ。こちらも2022年にリリース予定。

『Secret Invasion(原題)』

国際平和組織S.H.I.E.L.D.の元リーダー、ニック・フューリーを主人公にしたシリーズで、映画『キャプテン・マーベル』に登場し、何年も前に地球に潜入したシェイプ・シフターのエイリアン、スクラル人の派閥が描かれる。フューリー役でサミュエル・L・ジャクソンが続投し、エミリア・クラーク(『ゲーム・オブ・スローンズ』)とオリヴィア・コールマン(『ザ・クラウン』)も出演。

『Ironheart(原題)』

MCUで黒人女性が初めて主人公となるシリーズの主人公は、天才発明家でティーンエイジャーのリリ・ウィリアムズ。アイアンマン/トニー・スタークに負けない頭脳を持つ彼女が、自ら創り上げたスーツを装着して悪に立ち向かう。リリ役には『ビール・ストリートの恋人たち』のドミニク・ソーンが決定している。

『Armor Wars(原題)』

スーパーヒーロー、ウォーマシン/ジェームズ・"ローディ"・ローズを主人公に、アイアンマン亡き後、トニーのテクノロジーが悪用されてしまう世界が描かれる。ドン・チードルがウォーマシン役で続投。

『ブラックパンサー』のスピンオフドラマ①

現時点ではタイトル未定の本作は、映画『ブラックパンサー』の舞台で、超高度な文明と最先端のテクノロジーを誇るアフリカの秘境、ワカンダ王国について描かれるシリーズ。映画版でオコエを演じたダナイ・グリラが続投することが決まっている。

『ブラックパンサー』のスピンオフドラマ②

上記の作品に加え、親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長であるオコエを主人公にした別のスピンオフドラマも進行中と伝えられている。現時点で番組の詳細は不明だが、おそらくダナイ・グリラが主演するのではないかと思われる。

『ホークアイ』のスピンオフドラマ

『ホークアイ』で新登場するキャラクター、エコー/マヤ・ロペスを主役にしたシリーズ。聴覚障害を持つエコーは、ネイティブアメリカンの父と、ラテンアメリカ人の母の血を引くスーパーヒーロー。『ホークアイ』に出演するアラクア・コックスが続投する予定。(海外ドラマNAVI)

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『ホワット・イフ…?』(C)2021 Marvel/ヘイリー・スタインフェルド公式Instagramより