ニューヨークを舞台に、4人の女性の友情と恋愛を描いた米HBOの大ヒットドラマ『SEX AND THE CITY』。その続編『And Just Like That...(原題)』に出演する更なるキャストが発表された。米TV Lineが報じている。
『And Just Like That...』は、キャリー、シャーロット、ミランダの3人が、あの頃と同じニューヨークの街で暮らしながら、30代の時よりもさらに複雑になった50代での友情や現実社会を歩んでいく様子を描く。
このほど出演が決まったのは、『Empire 成功の代償』ジゼル役で知られるニコール・アリ・パーカー、『HOMELAND』ミラ・ベレンソン役のサリタ・チョウドリー、『Marvel ルーク・ケイジ』プリシラ・リドリー役のカレン・ピットマン。
ニコールは、パークアベニューの3児の母であり、ドキュメンタリー作家でもあるリサ・トッド・ウェクスリー役、サリタはマンハッタンの不動産ブローカーをしているシーマ・パテル役、そしてカレンは優秀で挑戦的なコロンビア大学の法学部教授であるニャ・ウォレスをそれぞれ演じる。
この新キャラクターの3人が、キャリー、ミランダ、シャーロットとどのように関わっていくのかといった詳細は公表されていない。
HBO Max"s "And Just Like That..." Adds Sarita Choudhury, Nicole Ari Parker and Karen Pittman To Cast https://t.co/ZFedVQN2kT pic.twitter.com/ZWGCmLPHPW
-- Deadline Hollywood (@DEADLINE) July 14, 2021
製作総指揮のマイケル・パトリック・キングは、「『And Just Like That...』の全員が、この素晴らしく活気に満ちた俳優たちがファミリーに加わることに興奮しています。一人一人が、新しいキャラクターやこれから語ろうとしているストーリーに、ユニークな輝きと大きな心をもたらしてくれるでしょう」
オリジナルシリーズには登場しない新キャラクターのサラ役として、『グレイズ・アナトミー』でカリー・トーレスを演じたサラ・ラミレスも出演することは以前お伝えしていた通り。サラは、ノンバイナリーでクィアなスタンドアップコメディアンであり、キャリーが定期的に出演するポッドキャストのホストを務めているチェ・ディアスというキャラクターを演じることが決まっている。
新たに加わるキャストは、キングが以前に公言した、有色人種の女性を何人かキャストに加えるという発言を現実にしたもので、オリジナルシリーズに見られる多様性の欠如を解消するための努力がなされているようだ。
HBO Max『And Just Like That...』は現在ニューヨークにて撮影中。(海外ドラマNAVI)
Photo:HBO Max『And Just Like That…』