大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』のスピンオフとして製作された『ベター・コール・ソウル』。先日、主人公ソウル・グッドマンことジミー・マッギルを演じるボブ・オデンカークが、撮影中に倒れ入院したことはお伝えしたが、その後の本作の撮影状況が明らかになってきた。英DigitalSpyが報じた。
今年7月に、ボブはファイナルとなるシーズン6の撮影中に軽い心臓発作を起こし、病院に搬送されていた。その後、撮影は一時中断したとのことだが、製作総指揮のトーマス・シュノーズによると、残りの13エピソードに向けて作業を再開したという。「プロダクションは、着実にゆっくりと進んでいます。今はボブが登場しないシーンを撮影しています」
また、シュノーズはシーズン6の展開についてもコメント。「前シーズンのトーンや暴力表現の分量に合わせようとはしていません。今のストーリーに合ったものをやるだけです。トゥコとスケートボーダーの双子、ナチョによるジミーへの脅迫、フィラデルフィアでのマイク...、そしてチャックの裏切りなど感情的な暴力も含めて、シーズン1からこの作品は常に私の目には暴力的に映っています。ですから、シーズン6では肉体的・精神的な暴力が増えると思いますが、それが今まで以上のものだとは言えないですね。もうすぐ終わりますから、何が起こっても、きっともっと過激なものになるでしょう」
一方、ボブは以前にソウルを演じることについて、「彼の成功を願わない限り、この作品は見られないと思いますし、私はソウルを演じることもできません。より良い自分になりたいとソウルが思うことが私の希望です。最終的に、彼がどうなるのかわかりませんが。ソウルのことはとても好きですよ。彼は良いスキルを持っていると思います。ただ、それをどうやったらいいのかわからないだけなんです。でも、彼を長い間演じてきたので、他のキャラクターを演じても楽しいでしょうね」と述べていた。
『ベター・コール・ソウル』ファイナルシーズンは2022年に放送予定。(海外ドラマNAVI)
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『ベター・コール・ソウル』©Greg Lewis/AMC/Sony Pictures Tel