『私はラブ・リーガル』男性を主人公に迎えたリブート版企画が進行中!

米Lifetimeで放送された人気リーガル・コメディドラマ『私はラブ・リーガル』。シーズン6をもって終了した本作の主人公を男性に変えたリブート版製作が進んでいることがわかった。米Deadlineが報じている。

オリジナル版『私はラブ・リーガル』は、外見は美しいが中身はからっぽのモデル、デビーが主人公。交通事故で死んでしまったが、天国でのすったもんだの挙句、同じ瞬間に心停止状態になったちょっと太めで真面目な弁護士ジェーンの体に魂だけ入り込んでしまう。こうして思いがけない形で第二の人生を歩くことになったデビーの奮闘ぶりをハートフルに描き日本でも人気を博した。

熱狂的なファンを獲得したことで、4シーズンで一度キャンセルされたにもかかわらず、さらに2シーズンの更新に漕ぎ着け6シーズン続いた。この作品は、現在もソニーの作品リストの中でトップの配信視聴数を稼いでいる。

今回明らかになった男性を主人公に迎えるリブート版はオリジナルシリーズのクリエイターのジョシュ・バーマンによって米CBSで企画が進められている。『Drop Dead Dave(原題)』(オリジナルの原題は『Drop Dead Diva』)というタイトルになるそうで、浅はかで権利意識の強いZ世代の弁護士デイヴが不慮の事故で亡くなると、人生では成功しているが複雑なX世代の弁護士リタの体にその魂が乗り移り、デイヴは女性として生きることを余儀なくされ、人生、愛、アイデンティティについて全く新しい視点を持っていくという内容に。

オリジナル版は、美の神話を打ちこわし、ボディ・ポジティブを強化することに焦点を当てていたが、『Drop Dead Dave』は現代におけるセクシャルポリティクスとジェンダーアイデンティティについて描く。

キャストなど新情報が分かり次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『私はラブ・リーガル』(C)Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.