サンドラ・オー主演『ザ・チェア』、ダニエル・デイ・キムのカメオ出演はどうやって実現?

『グレイズ・アナトミー』や『キリング・イヴ/Killing Eve』で知られるサンドラ・オーが主演・製作総指揮を務めるNetflixオリジナルシリーズ『ザ・チェア ~私は学科長~』。実は、この新作のある場面に、『HAWAII FIVE-0』のチン・ホー・ケリー役でおなじみのダニエル・デイ・キムがカメオ出演しているのだが、彼の登場は意外な形で決まったことをサンドラが明かしている。米Refinery29が伝えた。

本作は一流大学の英語学部で巻き起こる教授職をめぐるドラマを描くコメディシリーズで、主人公は名門ペンブローク大学に新しく就任したジユン(サンドラ)。英語学科長としてやってきたが、学科初の女性教授として、そして大学で少数派の非白人職員の一員として、様々な壁に直面することになる。

ダニエルが登場するのは、第1話「見事な失敗」。ジユンが帰宅しキッチンで父と娘について話していると、冷蔵庫にはジユンとある男性が笑顔で写っている写真が。ジユンは思わず「片付けてよ」と父に訴えるが、この一枚に映る男性はジユンの元パートナーであり、彼女と同じく大学教授のピーター・スン博士。このピーター役として、写真に登場したのがダニエルだった。ピーターは現在遠く離れたミシガン州で働いているという設定のため、残念ながら本人が登場することはない。

サンドラによれば、ピーター・スン博士は誰に演じてもらうかという話になった際に「サンドラ、誰かハンサムな韓国人と一緒に撮った写真を持ってない?」と言われ、スマートフォンのアルバムをスクロールして「ダニエルと一緒の写真ならあるよ!」と答えたことがダニエルの出演のきっかけだったそう。

それから話はとんとん拍子で進み、ダニエルにメールで写真使用の許可を取ったところ、彼が快諾してくれたことで、今回のカメオ出演が実現したのだという。残念ながら、私たちがピーターの姿を見ることができるのはその写真のみだが、最終話ではジユンとピーターに何があったのか語られている。

Netflixオリジナルシリーズ『ザ・チェア ~私は学科長~』は独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

Netflixオリジナルシリーズ『ザ・チェア ~私は学科長~』