Uberの台頭を描く米Showtime製作のTVシリーズ『Super Pumped(原題)』で、取締役の一人だったアリアナ・ハフィントンをユマ・サーマンが演じることが決定したと米Varietyが伝えている。
ニューヨーク・タイムズの記者マイク・アイザックによる同名本を題材にアンソロジーシリーズとして映像化する『Super Pumped』。シーズンごとに異なる大企業の物語を描く予定の本シリーズのシーズン1で焦点を当てるのは、Uberの共同創設者兼元最高経営責任者として知られるトラビス・カラニック氏と、メンターであるビル・ガーリー氏。シリコンバレーの酸いも甘いも味わったジェットコースターのような新進気鋭の輸送会社Uberが題材として取り上げられる。
カラニック氏役に『スノーデン』のジョセフ・ゴードン=レヴィット、ガーリー氏役に『ブラッドライン』のカイル・チャンドラーなどすでに発表されている豪華キャストに新たに加わることになったユマ。彼女が演じるのはハフィントン・ポストの創設者として知られるUber元取締役の一人アリアナ・ハフィントンだ。その他にも、エリザベス・シュー(『CSI:科学捜査班』)、ケリー・ビシェ(『ホルト・アンド・キャッチ・ファイア 制御不能な夢と野心』)、ジョン・バス(『ベイウォッチ』)などの出演も決まっている。
「ずっとユマ・サーマンと仕事がしたくてたまりませんでした。そしてアリアナ・ハフィントンという完璧な役を用意することができてとても興奮しています。生まれ持った複雑さや知性、人を引き付ける魅力をもたらすことでしょう」とShowtimeのエイミー・イスラエル氏(『TIME/タイム』)はコメントした。
アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされた『パルプ・フィクション』や『キル・ビル』などで知られるユマの過去のTVシリーズ出演作は『チェンバース:邪悪なハート』や『インポスターズ 愛しの結婚詐欺師』など。2012年には『SMASH』にゲスト出演した際にはエミー賞ゲスト女優賞にノミネートされた。現在はApple TV+製作のスリラーシリーズ『Suspicion(原題)』を撮影中だ。(海外ドラマNAVI)
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ユマ・サーマン©NYKC