『デスパレートな妻たち』ブリー役マーシア・クロス、リバイバルが不可能だと思う理由を明かす

『デスパレートな妻たち』のブリー役で知られるマーシア・クロスが、本作のリバイバル版製作が不可能だと思う理由を明かしたとScreen Rantが伝えている。

近年、続々と制作されている人気ドラマのリバイバルやリブート版。2004年から2012年にかけて放送された米ABCの人気ドラマ『デスパレートな妻たち』もリバイバル版製作の可能性があるかと思いきや、メインキャラクターの一人ブリーを演じたマーシアは、不可能だと信じているようだ。

8シーズン、全180エピソードが放送され、大成功を収めた本作。『グレイズ・アナトミー』や『LOST』と並び、ABCを代表する海外ドラマの一つに。放送開始から17年、放送終了から10年が経とうとしている今、リバイバル版も人気が出そうなものだが、マーシアに加えてクリエイターのマーク・チェリーもそのアイデアには賛成でないという。

The Daily Beastのインタビューでマーシアは「私たちはノンストップでやってきた。つまりそれは脚本家たちの休みもなかったということ。彼らは出来うる限り、掘りつくしたの。あんなにも多くのエピソードを書くなんて想像できる? 8年間もよ?」と、製作がタフだったことを話した。

マーシアはインタビューで直近の仕事についても口を開いた。そのひとつはNetflixで10月に最新シーズン3の配信が開始したペン・バッジリー主演の人気作『YOU ―君がすべて―』。シーズン3は、舞台を北カリフォルニアの高級住宅街マドレリンダに移し、新たなキャラクターも数多く登場し、マーシアはその一人、法人顧問弁護士ジーン・ペック役を演じている。マーシアよりも先に夫が『YOU』を見ていたようで、最初は美女を狙ってる男の話を見ているだけと思ったが、マーシア自身も本格的に見始めると、すっかり夢中になってしまったそう。その他にもリミテッドシリーズ『Youth & Consequences(原題)』のシーズン2に出演。その他にも2作が待機している。

クリエイターのチェリーは、ルーシー・リュー(『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』)やジニファー・グッドウィン『ワンス・アポン・ア・タイム』)出演のダークコメディ『Why Women Kill(原題)』のシーズン2を終えたばかり。加えて2本の企画が進行中と報じられており、当面『デスパレートな妻たち』を手掛ける時間はなさそうだ。とはいえ、今後可能性がゼロとも言い切れないので、引き続き情報を追っていきたい。(海外ドラマNAVI)

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マーシア・クロス©PAULINE FRENCH/FAMOUS