Apple TV+製作による朝の番組を舞台にした『ザ・モーニングショー』シーズン2で、衝撃な展開が待っていた。(※本記事は、シーズン2のネタばれを含むのでご注意ください!)
『ザ・モーニングショー』は、朝の人気情報番組の司会者ミッチ・ケスラー(スティーヴ・カレル)が性的暴行の疑いで解雇されたことで巻き起こる出来事を中心に、#MeToo運動やジェンダーの問題に焦点を当てながら描かれるシリーズ。
シーズン1でセクハラ加害者のレッテルを貼られたミッチは、シーズン2で現実から逃避するためにイタリアへ。そして、番組で共に司会を務めた彼の相棒で唯一の理解者でもあるアレックス・レヴィ(ジェニファー・アニストン)が、過去にミッチと体の関係を持った事実を伏せて欲しいと説得するためイタリアへ向かう。
10月29日(金)に配信されたシーズン2の第7話「苦い人生」で、ミッチが車に乗ったまま自ら崖から飛び降り、彼の死を知ったアレックスはショックで打ちひしがれることに。
米USA Todayのインタビューで、アレックス役のジェニファー・アニストンがミッチの死について語り、「すごく心が痛んだ。そのシーンは本当に美しく描かれていて、すごく詩的だった。ミッチは、アレックスの唯一の味方で友人だった。彼は、彼女が世界で頼れるたった一人の人だった」とコメント。
ジェニファーは続けて、ミッチの死はアレックスの深い内省を引き起こすと述べている。「彼の死は、アレックスを自分が何者なのか、そして、自分という人間を否定する醜い現実に導く。ミッチとの最後の会話があまりにも痛切だったから。要は、"あなたが必死になろうとしている人間の体裁を保てるよう、私はするべきことはする。それなのに、あなたは私を犠牲にするのね"という点を描いている。だからアレックスは威厳と真実、そして自分が何者で、どんな人間になりたいかを悟るんだと思う」
ミッチ役のスティーヴが、将来的にフラッシュバックシーンなどでシリーズにカムバックするのかどうかは現時点では不明だ。全10話となる『ザ・モーニングショー』シーズン2は残すところ3話となり、Apple TV+にて毎週金曜日に新エピソードが配信中。(海外ドラマNAVI)
Apple TV+の登録はこちらから。
Photo:
Apple TV+オリジナルズシリーズ『ザ・モーニングショー』