【ネタばれ】『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン6、あの衝撃なシーンが描かれた理由とは?

米AMCによる人気ドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン7は第1話からかなり衝撃的な展開で幕を開けた。なぜ、そのような展開となったのか、その理由をショーランナーが明かしている。(※本記事は、シーズン6&7の展開に関する情報が含まれているのでご注意ください!)

『ウォーキング・デッド』シリーズの舞台裏を紹介するAMCのウェブ番組『Show Me More』で、シーズン6に登場したショッキングなシーンが取り上げられた。同シーズンでは、モーガン(レニー・ジェームズ)とヴィクター・ストランド(コールマン・ドミンゴ)が、核爆弾を発射させようとするカルトリーダーのテディ(ジョン・グローヴァー)を止めよう試みるのだが、二人の努力も虚しく10発もの核弾頭が発射してしまう。

なぜ、そのシーンを描いたのだろうか? シリーズでショーランナーを務めるアンドリュー・チャンブリスと製作総指揮でエピソード監督を務めるマイケル・E・サトラゼミスが、その疑問に答えている。

「私たちは、黙示録で生き残ることについてキャラクターが心得ていることに関して、全員のレベルをゼロになるような状態に戻したかったのです。それを実現するためには、真新しい世界、まるで自分が異星人になったかのような世界を作る必要があるとわかっていました。そのコンセプトは、『ウォーキング・デッド』の番組で見たことがないように思います」

つまり、新しい世界を作るために徹底的に世界を破壊し、今までキャラクターが経験したことがなかったような試練を与えたかったようだ。

世紀末的な世界でさらなる黙示録を起こすという、かなり思い切った展開を描くことに踏み切ったわけだが、核爆弾を発射した後の余波について設定する必要もあり、実際に撮影するかどうか決定するまでに慎重な話し合いを続けたという。

なお、シリーズはシーズン8へ更新が決定しており、シーズン4で降板したあの人が復帰する。

果たして、核が爆発した世界でモーガンたちは生き延びることができるのか? 『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン7の後半エピソードは、2022年4月10日(日)にAMCにカムバック。(海外ドラマNAVI)

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『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』© Marcus Smith/AMC