ドナルド・グローヴァー(『スパイダーマン:ホームカミング』『コミ・カレ!!』)が製作および出演するエミー賞受賞コメディドラマ『アトランタ』。3年の休止期間を経て、シーズン3の配信がスタートすることがわかった。米Varietyが報じている。
本作の舞台は音楽の街、ジョージア州アトランタ。名門大学を中退してからというもの、ぱっとしないセールスマンとしてその日暮らしの生活を送っていたダメ男アーンは、元カノの家に居候していた。そんなある日、アーンは、従兄弟のアルフレッドがラッパー"ペーパー・ボーイ"として注目を集めている姿を目撃。彼の姿に希望を見出したアーンは、彼のマネージャーとなり、相棒のダリウスと共に3人で活動を始めることを決意するというストーリー。
この度『アトランタ』が、米国時間3月24日(木)に2つのエピソードでシーズン3を開始することが伝えられた。今シーズンは10エピソードで構成されるという。これについて、FXエンターテインメント社長のエリック・シュリアーは、以下のようにコメント。「3月24日に『アトランタ』が戻ってくることに感激しています。プロデューサーであり出演者でもあるドナルド・グローヴァーが、本作をとても素晴らしいものにする卓越した新シーズンをお届けします」
公式Instagramでは、すでに1分間の予告編が公開されている。サン・ラーの「It"s After the End of the World」のとともに、荒涼とした雰囲気の映像が次々と切り替わり、ラストは壁を向いて立っている使用人の前で「FAKE」と書かれたトレーナーを着た"ペーパー・ボーイ"ことアルフレッドにゆっくりとズームしていくという何とも不思議な仕上がりだ。
新シーズンがリリースとなるのは、2018年5月の『アトランタ:略奪の季節』以来。パンデミックにより製作中止となり、公開時期が2021年から延期されたとのこと。シーズン3と4の撮影と脚本製作は同時に行われ、3はヨーロッパ、4はアトランタが舞台になっているという。
シーズン3では、アーン(ドナルド)、ペーパー・ボーイ(ブライアン・タイリー・ヘンリー)、ダリウス(レイキース・スタンフィールド)、ヴァネッサ・"ヴァン"・キーファー(ザジー・ビーツ)がヨーロッパツアーを成功させ、よそ者でありつつも新しい環境に適応し、目標として掲げていた新たな成功へ向かっていく。
製作総指揮は、ドナルド、スティーヴン・グローバー(『Guava Island(原題)』)、ヒロ・ムライ(『レギオン』)、ステファニー・ロビンソン(『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』)、ポール・シムズ(『Divorce/ディボース』)、ダイアン・マガニグル(『To the Moon(原題)』)らが務めている。
2016年にシーズン1、2018年にシーズン2が放送・配信となった『アトランタ』は両シーズンともに高評価を得ており、エミー賞やゴールデングローブ賞、ピーボディ賞をはじめとした多数の賞に輝いている。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
『アトランタ』公式Instagramより