海外ドラマには、物語を大きく動かす衝撃的な死が数多く描かれる。しかし中には、ストーリー上は印象的だったものの、「死ななくても良かったのに…」と感じずにはいられない海外ドラマのキャラクターもいる。そんな人物を米TV Lineが取り上げているので、そのうち5人を紹介する。
-

番狂わせが見事な海外ドラマ【5選】
「まさか、そう来るとは…!」と思わず声に出てしまう、そんな予 …
単なる話の都合?もったいないキャラクターの死
『ER 緊急救命室』のルーシー・ナイト(ケリー・マーティン)

『ER 緊急救命室』のルーシーの死は、シリーズ屈指の衝撃的な出来事として知られるが、その最期は多くのファンから「必要だったのだろうか?」と疑問視されている。視聴者はおよそ2シーズンにわたり、未熟で空回りしがちだった医学生のルーシーが、自信を持った有能な医師へと成長していく姿を見守ってきた。それにもかかわらず、彼女はシーズン6でジョン・カーターとともに精神的な問題を抱えた患者に襲われ、あまりにも突然に命を落としてしまう。
実はショーランナーのジョン・ウェルズは、カーターを薬物依存へ向かわせる展開を描くため、そのきっかけとしてルーシーの死を選んだと明かしている。つまり、彼女の死は物語上の都合による側面が大きかったということだ。着実に成長を積み重ねてきたキャラクターだからこそ、「もっと別の未来があったのではないか」と今でも惜しむ声が絶えない。
『ER 緊急救命室』はU-NEXT、Huluで配信中。
\新規登録なら31日間無料/
\月額1,026円(税込)/
『ゲーム・オブ・スローンズ』のミッサンディ(ナタリー・エマニュエル)

多数のキャラクターが命を落とした『ゲーム・オブ・スローンズ』だが、ミッサンディの死はシリーズ終盤でも特に「必要だったのか?」と議論を呼んだ展開の一つだ。彼女の最期は、デナーリス・ターガリエンが暴走へ向かうためのきっかけとして描かれたが、シーズン8全体に漂う展開の急ぎ足感もあり、ショックよりも都合の良さが目立ってしまった。すでにデナーリスはその時点で我が子とも言えるドラゴンを二頭失い、ジョン・スノウとの関係も悪化してサーセイからの降伏も拒否され、王座への支持にも揺らぎが生じていた。そのため、ミッサンディが生き残っていたとしても物語の大筋は変わらなかった可能性が高い。
むしろ、ミッサンディがデナーリスの決断やキングズ・ランディングの惨劇を目の当たりにし、苦悩する姿を描いた方が、より深みのある展開になったはずだ。グレイ・ワームとの絆も含め、多くの視聴者が愛したキャラクターだけに、最後の衝撃要因として扱われたことを惜しむ声は今も多い。
『ゲーム・オブ・スローンズ』はU-NEXTで配信中。
\新規登録なら31日間無料/
『24 -TWENTY FOUR-』のミシェル・デスラー(レイコ・エイルスワース)

『ゲーム・オブ・スローンズ』と同じく多くのキャラクターが死んだ『24 -TWENTY FOUR-』だが、中でもミシェルの死は「衝撃のためだけに利用された」と批判を集めた。シーズン5の冒頭で突然命を落とすが、それまでの3シーズンでミシェルはジャック・バウアーらとともに銃撃戦や爆破、カーチェイス、裏切り者探しなど数々の危機を乗り越え、視聴者から信頼される重要キャラクターへ成長していた。
しかし、そうやって積み重ねてきた彼女の物語は、新シーズン開始直後に呆気なく終わってしまう。このシーズン5初回では、シリーズを象徴する存在だったデヴィッド・パーマー元大統領の暗殺も描かれており、それだけでも十分な衝撃があったため、直後にミシェルまで退場させる必要性に疑問を感じた視聴者は多かった。さらに彼女の死は、のちに元夫のトニー・アルメイダが復讐や苦悩へ向かう理由として利用されることになる。『ER』のルーシー同様、別のキャラクターの物語を動かすために犠牲になった存在として、今なお惜しまれている。
『24 -TWENTY FOUR-』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。
\月額1,250円~/
『エンジェル』のコーデリア・チェイス(カリスマ・カーペンター)

『エンジェル』のコーデリアの死は、シリーズ屈指の人気キャラクターの扱いとして多くのファンから惜しまれている展開だ。彼女は、本家『バフィー 〜恋する十字架〜』で自己中心的な少女として登場したが、『エンジェル』では仲間を思いやる強さを身につけ、やがてシリーズを代表するヒーローの一人へと成長していった。
しかし、数々の苦難を乗り越えた彼女は、憑依による悪役化を経た後、わずか1話だけ復帰し、その後は昏睡状態から目覚めることなく死亡してしまう。エンジェルに正しい道を示す役割は果たしたものの、彼女の退場がシリーズ全体に大きな変化をもたらしたとは言い難く、「偉大なキャラクターを無駄にしてしまった」という声も多い。
本来なら、長い時間をかけて成長してきたコーデリアが、その後どのような活躍を見せるのかを描く余地は十分にあったはずだ。さらに、製作陣との舞台裏の問題もこの展開に影響したのではないかと指摘されており、今なおファンの間で議論が続くキャラクターの死となっている。
『バフィー 〜恋する十字架〜』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。
\月額1,250円~/
『ウォーキング・デッド』のアンドレア・ハリソン(ローリー・ホールデン)

『ウォーキング・デッド』も多数の死者が出たドラマだが、中でもアンドレアの死は賛否が分かれた退場劇の一つ。シーズン3では主要キャラクターを含めて多くの犠牲者が出ていたため、最終話で描かれたアンドレアの死は、衝撃よりも「ここで退場させる必要があったのか?」という疑問を残す結果となった。
アンドレアは当初、周囲に流されやすい女性として描かれたが、物語が進むにつれて強さと判断力を身につけ、リーダーとして成長する可能性を秘めたキャラクターだった。しかし、その成長の途中で命を落としたため、本来なら描かれるはずだった彼女のさらなる変化を見ることはできなかった。
初期ショーランナーのフランク・ダラボンは、原作コミックに近い形でアンドレアを、より重要な存在へ成長させる構想を持っていたと言われている。しかし、彼の降板後に製作方針が変わり、彼女の物語は早々に終わることに。
中には彼女の言動に不満を感じていた視聴者もいたが、生き残っていればより魅力的なリーダーへ成長する姿を見られた可能性は十分にあった。退場したことで物語に大きな影響を残すというより、「本来の可能性を失ってしまったキャラクター」として惜しまれている。
『ウォーキング・デッド』はU-NEXT、Huluで配信中。
\新規登録なら31日間無料/
\月額1,026円(税込)/
米Maxの新作ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』で … メインキャラクターであっても死をはじめとした悲惨な目に遭うことが珍しくない『ゲーム・オブ・スローンズ』では、数多くの不幸が起きた。そんな中でも特に悲惨な運命を辿った薄幸キャラクター10人を、独断と偏見でランクづけしたのでご紹介しよう。 10位:ロラス・タイレル ウェスタロスで最も腕の立つ騎士の一人であり、裕福なタイレル… 今年の秋からシーズン9に突入する大人気パニック・サバイバル・ドラマ『ウォーキング・デッド』。毎エピソードをハラハラ・ドキドキしながら見ているというファンは世界中にいると思うが、特に緊張感のあったのがシーズン3で描かれた総督とアンドレアの関係だろう。 そんな二人を演じたデヴィッド・モリッシーとローリー・ホールデンが「ハリ…
『ER』衝撃のシーンをノア・ワイリーが回想「あの瞬間はすべて覚えている」

【ランキング】最も悲惨なのは?『ゲーム・オブ・スローンズ』薄幸キャラクター TOP10
![]()
"あの時、殺しておけばよかった!"『ウォーキング・デッド』デヴィッド・モリッシー&ローリー・ホールデン直撃インタビュー
(海外ドラマNAVI)
参考元:米TV Line






