『ER』衝撃のシーンをノア・ワイリーが回想「あの瞬間はすべて覚えている」

米Maxの新作ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』で再び医療ドラマにカムバックしたノア・ワイリーが、かつて出演した『ER 緊急救命室』で演じたジョン・カーターが、シーズン6で統合失調症の患者にナイフで刺されたシーンの撮影を振り返っている。

医学生のルーシーとともに患者に襲われ…

本国アメリカで2000年2月に放送されたシーズン6第13話「だれよりも君を愛す」では、シカゴのカウンティ総合病院でバレンタインデーのパーティが行われ、医師や看護師にケーキがふるまわれた。しかし、その間に統合失調症を患うポール・ソブリキがケーキのナイフを盗み、医学生のルーシー・ナイトを襲う。ルーシーの上司であるカーターが彼女を探しに行ったところ、ソブリキがいる病室の照明はすべて消えていて、背後から現れたソブリキがナイフでカーターを2度刺す。カーターが苦しみながら床に倒れると、ベッドを挟んだ反対側ですでに血を流して苦しむルーシーと目が合う展開となる。

そんな衝撃の展開となったところで第13話が幕を閉じたため、その1週間後に第14話「悲報」が放送された際には、カーターとルーシーが無事かどうかを確認するために4000万人近くのファンが視聴したという。

同エピソードの放送から25年が経ち、米TV Lineのインタビューで、その撮影の思い出をノアが振り返った。ノアはあのエピソードをほぼ完全に覚えているそうで、ストーリー展開はもちろん、診療部長ケリー・ウィーバーを演じたローラ・イネスの監督作であり、パーティに沸く病院で流れていた曲まで覚えていると明かした。

またノアは、そのシーンを撮影するよりも前にカール・ブリンカットというイギリス人俳優に聞いた話からヒントをもらったという。一緒に仕事をした際、カールの太股にあった傷について聞いたところ、バーで喧嘩した相手にナイフで傷つけられたものの喧嘩が終わるまで傷に気づかなかったと話してくれたのだとか。「それで、“凄いな。刺されても、しばらく痛みを感じないなんてあり得るのか?”と疑問に感じて、“それを使おう”と思ったのを覚えています。だから、あのエピソードを見直した人は、ナイフで背中を刺された僕が、まるでくすぐられたような不快感を覚えていることに気づくんじゃないじゃないでしょうか。実際に何が起こったかに後から気付くことで、その瞬間の恐怖がさらに増すんです。カール・ブリンカット、インスピレーションをありがとう」

25年前に放送されたエピソードの撮影について細部まで覚えているノアの記憶力に驚くが、それだけ印象深いエピソードだったということだろう。

『ER 緊急救命室』全15シーズンはU-NEXTHuluにて配信中。ノアにとって約16年ぶりの医療ドラマ復帰作となる『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米TV Line


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Photo:『ER 緊急救命室』 TM & © Warner Bros. Entertainment Inc.