米CBSの人気ドラマ『FBI:特別捜査班』の新たなスピンオフ『CIA(仮題)』は9月より撮影中だったが、ここ1週間足らずで3度目の降板劇が起きて撮影が中断した。米Varietyなど複数のメディアが報じている。
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撮影中の『FBI』新スピンオフから主要キャストが降板

撮影中の『FBI』新スピンオフ、有名プロデューサーも降板
1週間で3度の降板劇。ショーランナー交代は2回目
本作の主役は、性格も捜査スタイルも正反対の二人、おしゃべりで規則を無視する型破りなCIAケースオフィサーのハート・ホクストン(『LUCIFER/ルシファー』のトム・エリス)と、法と規則を重んじる堅実なFBI捜査官ビル・グッドマン(『シカゴ・メッド』のニック・ゲルファス)のコンビ。CIAニューヨーク支局に配属された二人は、アメリカ国内の脅威や犯罪に立ち向かっていく中で、互いの違いが実は最大の強みであると気づいていく…というストーリーだ。
本国アメリカで先月シーズン8が始まった『FBI:特別捜査班』の新たなスピンオフとして期待されている本作。今年4月にパイロット版制作なしでシリーズ化が決まった当初は、本家と同じく今年の秋に放送が始まると見られていたが、7月にショーランナーが交代(『FBI:Most Wanted~指名手配特捜班~』のデヴィッド・ハジンス→『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のウォーレン・ライト)したことから、お披露目を今期(2025~2026年シーズン)のミッドシーズンに延期していた。
しかし11月に入った直後に、主要キャスト4人のうちの一人、CIAスーパーバイザーでありCIAニューヨーク支局の局長役を務めるマイケル・ミシェル(『ER 緊急救命室』)が降板。その2日後には、製作総指揮・監督として名を連ねていたエリック・ラ・サール(『ER 緊急救命室』)も外れていた。
そして、そこからさらに3日が経った今月6日(木)には、2人目のショーランナーであったライトが去ることに。これを受けて撮影はストップ。後釜として、『FBI:特別捜査班』のショーランナーであるマイク・ワイスが交渉中だという。ワイスは引き受けた場合、本家との掛け持ちとなるようだ。
'CIA': Warren Leight Exits As Showrunner, Mike Weiss To Succeed Him Amid Production Pause & Recasting On 'FBI' Offshoot https://t.co/OATeikEI5V
— Deadline (@DEADLINE) November 6, 2025
報道によれば、今回の降板劇も放送スケジュールには影響しないとのこと。撮影はすぐに再開するものと見られている。
なお、マイケルが演じた局長役はリキャストされることになり、その後釜を探しているという。実は、4月にシリーズ化が決まった時点では第1話の脚本の最終稿がまだできていなかったとの噂もあり、現場は急ピッチでの制作を強いられているのかもしれない。
『FBI:特別捜査班』シーズン1~6はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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