米CBSの人気刑事ドラマ『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』のスピンオフ『Boston Blue(原題)』にダニー・レーガン役で続投するドニー・ウォールバーグが、当初はスピンオフ出演に懐疑的だったことを明かしている。
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“自分は本当にスピンオフをやりたいのか?”
このスピンオフは、ニューヨーク市警の敏腕刑事ダニー・レーガンがボストンに異動し、新しい相棒レナ・シルバー刑事(『スター・トレック:ディスカバリー』のソネクア・マーティン=グリーン)とタッグを組み、彼女の家族である警察一家“シルバー家”との関わりを通して新たな物語が展開していく。
10月14日(火)、ドニーはニューヨークで開催された特別試写会とQ&Aイベントに登壇し、『Boston Blue』第1話の上映後、製作の裏側や出演を決断するまでの心境を明かした。ドニーによると、まずスタッフからスピンオフに関して2つのアイデア――ダニーがテキサスに移住する、もしくはボストンを拠点とする警察官一家を描く――を打診されたという。のちにこれら2案をうまく組み合わせたアイデアが採用されることになったが、ドニーは14シーズン続いた本家シリーズの終了後、すぐにスピンオフが実現するとは思わなかったそうだ。
「“自分は本当にスピンオフをやりたいのか?”と唐突に思ったんだ。その答えは分からなかったけど、聞かされたアイデアはすごく良かった。それに脚本も本当に素晴らしかった。それを読んで、『ブルーブラッド』の世界観をスピンオフに織り込める可能性を感じたし、ダニーを違う形で演じるチャンスも感じたんだ」と振り返っている。
そしてスピンオフでは、ダニーの息子ショーン(『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』のミカ・アモンセン)が警察官として登場する点も見どころとなっている。ドニーは、「息子が警察官になったことで、すべてが変わった。新しい相棒や新しい家族と出会うだけじゃなく、ダニーは父親として息子を心配し、息子が毎日無事に帰宅できるように見守り、かつての自分が家族から教わったように息子に仕事を教えるんだ」とコメント。ダニーの新しい面を見せることを楽しみにしているようだ。
さらにドニーは、本家でダニーの妹エリンを演じたブリジット・モイナハンが、スピンオフでエピソード監督を務めたことにも言及している。監督のブリジットは、ドニーが考えもしなかった要素を提案してくれたそうで、「彼女は本当に綿密で、俳優の視点からアプローチするだけでなく、『ブルーブラッド』の一員としてチームの在り方を理解していて、それぞれのキャラクターをどう掘り下げるべきかもよく分かっているんだ」と語り、ブリジットの監督としての才能を称賛した。
『Boston Blue(原題)』は、10月17日(金)より米CBSおよび米Paramount+でリリース。『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』全14シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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