惜しまれながらもシーズン14をもって昨年幕を閉じたトム・セレック主演の警察ドラマ『ブルーブラッド ～NYPD 正義の系譜～』。以前から伝えられていたスピンオフ製作の噂が現実となった。米Deadlineが報じている。
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ダニー・レーガンがボストンへ
新スピンオフ『Boston Blue（原題）』の主人公は、『ブルーブラッド ～NYPD 正義の系譜～』でドニー・ウォールバーグが演じたダニー・レーガン。本作は2025-2026年シーズンに向けて制作される予定だ。
新シリーズでは、『LA’s FINEST／ロサンゼルス捜査官』を手がけたブランドン・ソニエ＆ブランドン・マーゴリスの脚本のもと、ドニーが続投。ダニーはボストン警察で新たなポジションに就き、著名な警察一家の長女である刑事リナ・ピーターズとバディを組むことになる。
実は『ブルーブラッド』スピンオフではなかった？ 制作の舞台裏
当初、『Boston Blue』は『ブルーブラッド』のスピンオフとして企画されたものではなかった。LAPDから転属してきた刑事とボストン警察一家の娘を描く新作としてCBSに提案され、脚本が高く評価された。しかし、同じCBSの看板ドラマである『ブルーブラッド』の世界観と融合できると判断され、主人公をダニー・レーガンに変更することが決定したという。
さらに、CBSはダニーをテキサスへ移動させる案や、トム・セレック主演のスピンオフも検討していたことが明らかに。しかし、ドニーがボストン出身であることも後押しし、この企画に落ち着いたようだ。
CBSはスピンオフ路線を拡大？ 『イコライザー』『FBI』にも新展開
CBSは今後もスピンオフ戦略を加速させる方針で、『イコライザー』や『FBI』シリーズの新たなスピンオフ制作の可能性も模索しているという。『Boston Blue』がどのように『ブルーブラッド』の遺伝子を引き継ぎ、新たな警察ドラマとして進化するのか。続報を待ちたい。
『ブルーブラッド ～NYPD 正義の系譜～』シーズン1～13はHuluで配信中。（海外ドラマNAVI）
