米NBCの医療ドラマ『ER 緊急救命室』に出演したアンドリュー・ウォーカーとレイチェル・ボストンが新作で再共演を果たす。そんな二人が当時の思い出と新作への手応えを語った。
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新作は軽やかなラブストーリー
二人は2008年1月に放送された『ER』シーズン14に初めて揃って出演。その後、映画『A Christmas in Tennessee(原題)』で共演し、米国で9月27日(土)に放送開始となるHallmark Channelの新作『Adventures in Love & Birding(原題)』で再び一緒にスクリーンに並ぶ。
「レイチェルは常にオープンな心で物事に向き合う人。新しい人と共演するのも好きだけど、長い付き合いのある相手と再会できるのは本当に素晴らしい経験だった」とアンドリューは語る。
二人は、『ER』シーズン14の第11話「決意も新たに」で軍人役を演じた。当時を振り返ったアンドリューは「彼女はアフガニスタンから帰還して妊娠しているけれど、それは僕の子どもではない。軍内での性的暴行という重いテーマを扱っていて、感情的にとても厳しい撮影だった」と明かす。
二人をキャスティングしたのは、同作のプロデューサーであり『ザ・ホワイトハウス』や『シェイムレス 俺たちに恥はない』を手がけたジョン・ウェルズだったという。「ウェルズが“二人にケミストリーテストをさせたい”と言って僕らを組ませ、そのままキャスティングされた」と回想する。
Andrew Walker Recalls Filming 'Intense' Episode of 'ER' with Rachel Boston Ahead of Their Reunion in Hallmark's 'Birding' (Exclusive) https://t.co/4N9d3VQ2xQ
— People (@people) September 27, 2025
それから17年、最新作『Adventures in Love & Birding』は打って変わって明るいラブストーリーだ。
レイチェルは「『ER』で複雑で深い物語を演じられたことに感謝しているけれど、今回は軽やかで幸せな物語。自然の中で撮影できて、アンドリューをよく知っているからこそ最初から信頼して演じられた」と語っている。
同作は、サラ・T・ダブスの小説「Birding with Benefits(原題)」に着想を得た物語。シングルマザーの主人公(レイチェル)が、友人の誤解から、バードウォッチング大会に出るはずの相棒(アンドリュー)の“恋人役”を引き受けてしまうことから物語が動き出す。鳥たちの舞う空のように、二人の間にも火花が散る。
アンドリューは「互いを知り合うための“新しい関係”という建前の中で本当に惹かれ合っていく物語。忍耐と理解を描いた美しいラブストーリーだ」と語った。
『Adventures in Love & Birding』は、Hallmark Channelにて9月27日(土)より放送。
『ER 緊急救命室』はHulu、U-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)