NBCの大人気医療ドラマ『シカゴ・メッド』。この秋、アメリカで放送される新シーズンとなるシーズン11で、オリジナルキャストの一人が番組を離れることが明らかとなった。
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一時的な休養でシーズン11をお休み
2015年の放送開始以来、献身的で厳格なER主任看護師マギー・ロックウッドを演じてきたマーリン・バレットが、個人的な理由により『シカゴ・メッド』から一時的に離脱する、と情報筋がDeadlineに伝えている。あくまで一時的な休養とされており、彼女の復帰を期待する声が上がっているようだ。
マギーは、ガフニー医療センター救急科の“目”であり“耳”であり“心”として、職務に全身全霊を捧げてきた。医師たちにも深い忠誠心を示し、物語に欠かせない存在であった。シーズン10では看護師組合の病院交渉に関わり、ストに発展するという重要なエピソードが描かれた。
現実とリンクするキャラクターの軌跡
興味深いことに、ドラマの役柄と現実が重なる部分もある。シーズン5でマギーはがんと診断され、最終的に寛解に至るというストーリーが描かれたが、現実でもバレットは2022年7月に自身が子宮および卵巣がんと診断されたことを公表。その後、2024年9月には完全寛解したことを明らかにしている。
ニック・ゲルフスがゲスト復帰、その他のオリジナルキャストは残留
一方、他のオリジナルキャストであるS・エパサ・マーケルソン(シャロン・グッドウィン役)とオリヴァー・プラット(ダニエル・チャールズ役)は、2025-26年シーズンも出演が決定しており、番組への復帰が報じられている。また、シーズン8で降板したオリジナルメンバーのニック・ゲルファス(ウィル・ハルステッド役)も、今シーズンにゲストとして復帰することがDeadlineの新たな報道で明らかになった。
「One Chicago」シリーズは、10月1日から新シーズンがスタートし、『シカゴ・メッド』が夜8時から先陣を切って放送される予定だ。日本ではシーズン1~9がHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)