米NBCの医療ドラマ『シカゴ・メッド』が、ついに大台となる200話目を迎える。2025年秋にスタートするシーズン11の第2話として放送予定だ。シリーズ初期からのファンも新規視聴者も注目のこのマイルストーンに期待する展開をTV Insiderが挙げているので紹介しよう。
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『シカゴ・メッド』シーズン11、オリジナルキャストがカムバック!復帰候補は?
米NBCの医療ドラマ『シカゴ・メッド』が、次のシーズンでさら …
『シカゴ』シリーズこれまでの節目エピソードでは…
これまでの記念回を振り返ると、第100話ではマギー(マーリン・バーレット)とベン(チャールズ・マリック・ホイットフィールド)の結婚式が描かれた。第150話でも結婚式(エイプリルとイーサン)があったが、イーサン役ブライアン・ティーの最終登場回となり、さらにジャック・デイトン(サッシャ・ロイズ)が病院を指揮する展開も明らかになった。
『シカゴ・ファイア』や『シカゴP.D.』もそれぞれ200話を達成しており、『シカゴ・ファイア』ではケイシーがオレゴンへ旅立つ展開、『シカゴP.D.』ではバージェスが撃たれたトラウマに向き合うドラマが描かれた。『シカゴ・メッド』200話でも「節目」にふさわしいドラマ性を期待したいところだ。
ここでは、『シカゴ・メッド』200話目でぜひ見たい5つの要素をピックアップしてみた。
オリジナルキャストの再登場
ショーランナーのアレン・マクドナルドは、シーズン10のフィナーレ後に「次シーズンで初期キャストを一人か二人、あるいはそれ以上戻したい」と語っている。まさに200話目がその最高のタイミングだ。街に立ち寄るだけでも、特別な病院イベントでも、あるいは患者役としてのサプライズでも、長年の視聴者にとっては嬉しいだろう。
大規模な緊急事態
シリーズ初回は列車事故の被害者を救うところから始まった。ダイナミックなオープニングを思い出させる大規模インシデントを、この節目の回でぜひ再現してほしい。そして、もし復帰キャラがいるなら、まさにその緊急事態に駆けつけて助ける…そんな展開なら完璧だ。
長年出演しているキャストをしっかり描く
2015年開始以来キャストの入れ替わりは多いが、初期から残っているのはシャロン役のS・エパサ・マーカーソン、チャールズ医師役のオリヴァー・プラット、マギー役のマーリン・バーレットの三人だ。この記念回では、彼らをしっかり中心に据えてほしい。加えて、シーズン5から登場のハンナ(ジェシー・シュラム)、シーズン6からのディーン(スティーヴン・ウェバー)にも重要な見せ場を用意してほしい。
小規模なクロスオーバー
『シカゴ』シリーズは大規模クロスオーバーイベントで有名だが、今回は「200話記念」自体が主役だ。だからこそ、大規模ではなくても『シカゴ・ファイア』『シカゴP.D.』のキャラクターがさりげなく顔を出す程度の、小さいけれど意味深いクロスオーバーを期待したい。
過去シーズンへのオマージュ
昔の患者、事件、キャラクターについてスタッフが雑談するだけでも、長年のファンにはたまらない。新規ファンもその会話で『シカゴ・メッド』の歴史を知ることができるだろう。
シーズン11は2025年秋、NBCで放送予定。長寿シリーズの大きな節目を、制作陣がどう演出するのか。今から期待が高まる。
『シカゴ・メッド』シーズン1〜9は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)