『ザ・ボーイズ』ホームランダー役アントニー・スター、作品に別れを告げる

Amazonの大ヒットドラマ『ザ・ボーイズ』の最終章となるシーズン5の撮影が先月終了したことは、当サイトでもお伝えした通り。それを受けて、ホームランダー役のアントニー・スターがお別れのメッセージを発信した。米Entertainment Weeklyが報じている。

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「ねじれた宝物のようなキャラクターが恋しくなる」

2019年に配信開始となった『ザ・ボーイズ』で強烈過ぎるキャラクターのホームランダーを演じてきたアントニーは、撮影終了から1ヵ月あまりが経ってようやく気持ちの整理がついたようで、Instagramに次のような長文を投稿した。

「少し時間を置いて、気持ちを落ち着けてから、『ザ・ボーイズ』の終わりを受け止めようとしていた。この旅路がどれほど素晴らしかったか、言葉にするのは難しい。僕の人生がどれほど成長し、変化したか、どれほどチームが素晴らしかったかも、うまく言葉にすることができない。僕のキャリアにとって素晴らしいハイライトだ」

「僕たちがこの作品に取りかかった時、こんなことが起きるなんて思わなかった。この絶対的な力は一度動き出すと決して止まらなかった（コロナ禍とストライキの時以外はね）。それらを除けばずっと突き進み、ドラマの歴史に爪痕を残してきた。唯一無二の作品で、独自のレールを走ってきたんだ」

「長らく続いた撮影が終わって言いたいことは、感謝の言葉だ。素晴らしいカナダのスタッフに最高のプロダクションチーム、才能にあふれたキャスト、こんなクレイジーな作品に賭けてくれた（さらには僕をキャスティングしてくれた）AmazonとSonyのみんな、本当にありがとう。この美しくて、複雑で、歪んでて、病みつきになるような作品に何かしらの形で関わってくれた人たちに感謝しているよ」

「この作品のことも、このキャラクターのことも大好きだ。仕事に向かう時、“どこに辿り着くかは分からないけど、必ず楽しくて、創造的に報われる一日になる”と思いながら向かえたのは最高だった。そんな日々が終わるのは寂しいよ。この複雑なキャラクターを通じて、自分の限界を押し広げることができたのは予想外だったけど、心から感謝している。そしてもちろん、このねじれた宝物のようなキャラクターを僕と一緒に育ててきたエリック・クリプキに特大の感謝を。僕たちはモンスターを作り上げてしまったけど、彼のこともあなたのことも恋しくなるよ」

「あとは、ファンのみんなに最大の感謝を。あなたたちがいたからこそ、この作品はここまで来ることができた。みんなに愛を。そして、そのセンスの良さに心からの敬意を」

「これにて料理は完成。僕たちが作ったものをみんなに披露するのが待ちきれないよ」

アントニーは、このロングメッセージとともに多数の画像も投稿。顔中が誰かの血だらけになったものや共演者とのオフショットなどを添えて、この作品とともに歩んできた日々を振り返っている。

その投稿に、共演者のアニー・ジャニュアリー／スターライト役のエリン・モリアーティ、Aトレイン役のジェシー・T・アッシャー、ブラック・ノワール役のネイサン・ミッチェル、キミコ役の福原かれんなども反応していた。

『ザ・ボーイズ』シーズン5はAmazon Prime Video（アマゾンプライム）にて2026年リリースと見られている。シーズン1～4は配信中。スピンオフ『ジェン・ブイ』のシーズン2が9月17日（水）解禁となる。（海外ドラマNAVI）

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参考元：米Entertainment Weekly