Amazon Prime Videoの人気ドラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフシリーズ『ジェン・ブイ』シーズン2では、2024年に急逝したアンドレ・アンダーソン役のキャスト、チャンス・パードモへの追悼が重要なテーマとなっているという。
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『ジェン・ブイ』チャンス・パードモが27歳で事故死…共演者や『ザ・ボーイズ』キャストが追悼
人気スーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフ『ジェ …
「彼の追悼が最優先事項だった」
7月24日〜27日に開催されたサンディエゴ・コミコンにて、『ジェン・ブイ』のショーランナー、ミシェル・ファゼカスがシーズン2での追悼シーンについて語った。
「彼を偲ぶことは、おそらく我々にとって最優先事項でした」とファゼカスは語る。「予告編を見るだけでも、彼がいかに作品に息づいているかが伝わってくると思います。脚本家たちと彼の存在をどう作品に反映するか、何度も話し合いました。今シーズンはアンドレ、そしてチャンスについての物語なんです。とても誇りに思っています」
チャンスは2024年3月30日、バイク事故により27歳の若さでこの世を去った。この日はちょうど、シーズン2の脚本の読み合わせが予定されていた日であり、制作は一時中断された。
プロデューサー陣はその後、チャンスの代役を立てないという決断を下し、物語の流れそのものを再構築。「チャンスと彼の遺したものを称えるために、シーズン2のストーリーを再考した」と語っている。
チャンスが演じたアンドレは、父ポラリティ(ショーン・パトリック・トーマス)と同様、磁力を操る能力を持つ“スープ”。シーズン1では仲間たちとともにゴドルキン大学の裏に隠された非人道的な実験施設の存在に迫るも、最終話で捕らえられてしまう。
7月27日に解禁されたシーズン2の予告編では、仲間たちがアンドレの遺志を継ぎ、大学の陰謀に立ち向かう姿が描かれている。
本家『ザ・ボーイズ』とのクロスオーバーも
ファゼカスはコミコンの会場で、「『ザ・ボーイズ』シーズン4が『ジェン・ブイ』シーズン2の土台になっている」と語り、2つの世界が密接にリンクしていることを明言。
予告編にはスターライト/アニー(エリン・モリアーティ)も登場し、前シーズンに続きホームランダー(アントニー・スター)やブッチャー(カール・アーバン)の姿も期待できそうだ。
さらに、シーズン2ではディープ(チェイス・クロフォード)の再登場に加え、新キャラクターとして新学長ディーン・サイファー(ハミッシュ・リンクレイター)と、大学創設者トーマス・ゴドルキン博士(イーサン・スレイター)が登場予定。
若きスーパーヒーローたちの成長と闘い、そして亡き仲間への敬意が描かれる『ジェン・ブイ』シーズン2。『ザ・ボーイズ』ファンも見逃せない展開となりそうだ。『ジェン・ブイ』シーズン2は9月17日よりPrime Videoで独占配信スタート!
(海外ドラマNAVI)