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『クリミナル・マインド』復活から2年、リブート後の変更点を徹底分析

2025年8月4日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

米地上波局CBSで放送された人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』は、配信サービスの米Paramount+にてリブート版『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』(通算シーズン16目)として復活し、どのような変化を遂げたのだろうか。米CBRが分析している。

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人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド/FBI vs. 異 …

地上波の限界を超えた過激な描写とFワード

『エボリューション』は、15シーズン続いた本家の世界観を踏襲しつつも、配信ドラマとして大きな変化を遂げている。最大の違いは、ストリーミング作品として製作されていることにより、地上波ドラマに課されていた言葉遣いや暴力描写に対する制限がなくなっている点だ。

本家では殺害シーンの直前でカットされるような場面も、リブート版ではしっかりと描写され、残虐性が格段に増している。だが、視聴者の反応としてはグロテスクな描写よりも、むしろキャラクターたちが放送禁止用語の“Fワード”を頻繁に口にするようになったことに驚く声が多い。

単発事件から巨大ネットワークへ!現代に合わせたストーリー構成

また、従来の“1話完結型”から“シーズンを通した連続ストーリー”に、物語構成が大きくシフトしているのも大きな違いだ。オリジナルではエピソードごとに新しい事件の犯人を追い詰めていたが、リブート版では一つの殺人事件が全国的な連鎖へと発展し、やがてオンライン上でつながったシリアルキラーの巨大ネットワークにまでたどり着く。このように、ストーリーがより重層的かつ継続的になり、視聴者の没入感が高まっている。

加えて、捜査の過程そのものよりも、犯罪がどのように発見され、事件がどのように波及していくかといった点に焦点が移りつつあるのもポイントだ。プロファイリング要素は健在だが、もはやチームは単独の殺人犯を追うのではなく、連携したネットワーク犯罪に立ち向かっており、その分、政治的な駆け引きやFBI内部の力関係も描かれるようになった。

人気キャラの不在がもたらす新たな人間模様

キャラクター描写においても進化が見られる。本家のようにチームが一丸となって事件にあたるという構図は崩れ、シーズン16冒頭ではそれぞれが別々に活動している。ガルシアは一度辞職し、JJは非常勤となり、ロッシは孤独な捜査で精神的に追い詰められていた。そこからシリアルキラー・ネットワークの事件を機に再集結するも、スペンサー・リードやマシュー・シモンズの不在も影響し、本家のようなチームの団結力に欠ける印象も残る。

さらに、シーズン16で登場した殺人鬼イライアス・ヴォイトがシーズン17以降ではチームに協力する立場となり、物語の軸に深みを加えている。リブート版は単なる続編ではなく、現代の社会状況や視聴者の嗜好を反映した新しい『クリミナル・マインド』として、再構築されていると言えるだろう。

『クリミナル・マインド FBI行動分析課』(『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』)シーズン1~18は、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:CBR.com

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Photo:公式Instagramアカウント@criminalmindsより

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海外ドラマNAVI編集部

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