大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ、『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』に主演するダリル、キャロル役のノーマン・リーダスとメリッサ・マクブライドが、同ユニバースのオールスターチームに入れたい面々を選んだ。
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『ウォーキング・デッド』版アベンジャーズ結成!?
『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』シーズン3のプロモーションでサンディエゴ・コミコンに参加した二人は、その合間に米Entertainment Weeklyの取材に応対。「同フランチャイズにこれまで出てきたキャラクターで究極のゾンビハンターチームを作るなら誰を起用する?」という質問に答えた。
「死んだキャラクターでもいいかい?」といたずらっぽい笑みを浮かべたノーマンは、「頭脳担当としてハーシェルを起用したい。彼ははるか上のレベルから、俺たちが何をすべきかを教えてくれる」と一人目の名前を挙げた。
マギーたちの父親でもあったハーシェルは農夫で元獣医。頭が良く人生経験が豊富な彼はほかの人に助言したりなだめたりするのもうまかった。本家のシーズン2からシーズン4にかけて登場し、シーズン5の回想シーンで再び姿を見せた。なお、同役を演じたスコット・ウィルソンは2018年に亡くなっている。
ノーマンが続いて選んだのは、勇敢なリック・グライムズとミショーン。彼が「呼び戻したい」と語るミショーンは、口数は少ないが殺傷能力の高いキャラクターとしてシーズン3から主要キャストに加わった。
そして、ノーマンは最後の候補として「ルーカーでもいいかな? 彼はワイルドカード。嵐を巻き起こすような存在だよ」とマイケル・ルーカーの名前を口にした。マイケルはダリルの兄メルル役として本家の最初の3シーズンに出演。暴力的で差別主義者のメルルは、いくつもの裏切りを犯しつつ、贖罪の物語を背負う人物でもあった。ノーマンは昨年の当サイトのインタビューでも兄メルルへの思いを口にしており、やはり思い入れが強いようだ。
メリッサもメルルを起用するというアイデアに賛同。「彼は、危険な場所に真っ先に乗り込んで、道を切り開いてくれる役としてうってつけよ。“ちょっと先に行って、安全かどうか見てきて”って言えるから。もしもメルルが戻ってこなかったら、私たちはそこには行かないの(笑)」
アンドリュー・リンカーンとダナイ・グリラが演じるリックとミショーンは11シーズン続いた本家シリーズを生き延び、二人が主役のスピンオフ『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』にも続投した。一方、生き残れなかったハーシェルとメルルがノーマンとメリッサの思い描く『ウォーキング・デッド』版アベンジャーズに参加するには、何かしらの方法で生き返らせる必要があるだろう。
2010年に始まった『ウォーキング・デッド』シリーズは、これまで6つのスピンオフ作品を生み出してきた。現在は、そのうち『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』と『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』の2作品が継続中だ。昨年、同フランチャイズの製作総指揮を務めるスコット・M・ギンプルは、フランチャイズ全体のキャラクターを再集結させることが「長年の夢」だと語っている。
「現時点で差し迫った計画はありません」と前置きした上で、「でも実現のための基盤はあるので、いつか本当に実現させたいと思っています。しかし、それには多くの要因がうまく噛み合う必要があります。私自身は実現を心底望んでいますし、頭の中では計画していますが、何事も確約はできません」と述べていた。
『~ダリル・ディクソン』は先日、シーズン4をもって終了することが発表された。現在も続くもう1本の『~デッド・シティ』はシーズン3へと更新されている。フランチャイズの終わりが徐々に見えてくる中、まったく新しい7本目のスピンオフなどでキャラクターたちの再集結はいつか実現するのだろうか。
『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』シーズン1~2、『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン1~2は日本ではU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)
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