世界中で愛される大人気ドラマ『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』。その打ち切りを巡る憶測が飛び交う中、ついにBBCが沈黙を破り、「どこにも行かない」と完全否定の声明を発表した。
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『コール・ザ・ミッドワイフ』打ち切りの噂にBBCが回答!前日譚や映画化も
世界中で愛される大人気ドラマ『コール・ザ・ミッドワイフ ロン …
広まった打ち切り説、BBCが迅速に火消し
この騒動の発端は、Daily Star 紙の報道だった。同紙は、第15シーズン(2026年放送予定)をもって本シリーズがフルシーズンでの放送を終了し、今後は『ダウントン・アビー』のように映画形式に移行する可能性を示唆。さらに、1972年の海外を舞台にした映画版『コール・ザ・ミッドワイフ』の制作がすでに決定しているとも報じたのだ。
この報道を受け、ファンからは動揺の声が上がったが、BBCは即座にこれを否定。公式声明で「BBCはファンの皆様に、『コール・ザ・ミッドワイフ』が今後も何年にもわたりBBCの中心的存在であり続けることをお伝えしたい」と力強く宣言。さらに、「すでに発表している通り、これから2本のクリスマス特別編、新シーズン、映画、そして前日譚シリーズが放送され、その後に第16シーズンが適切な時期に放送される予定である。『コール・ザ・ミッドワイフ』はどこにも行かない」と付け加えた。
クリエイターも「助産師たちの物語が尽きることはない」と語る
このBBCの発表は、先日新たな前日譚シリーズと映画の発表時に、クリエイターのハイディ・トーマスが語っていた内容とも完全に一致する。トーマスは「ノナータス・ハウスで新たな扉が開かれることは、とても感慨深く、そしてまさにふさわしいことだと感じている」と説明。そして、「私は助産師たちの物語が尽きたことは一度もありませんし、これからも尽きることはない」と力強く語っていた。
さらにトーマスは、前日譚について「素晴らしく忠実なファンの皆さんのために、たくさんの見どころがある。中には、見覚えのある(ただし、ずっと若い!)顔ぶれも登場する」と予告。また、「本編シリーズが1970年代へと進んでいく中で、愛されてきたレギュラーたちがポプラーを少し離れ、未知の土地で自分たちを試すのに絶好のタイミングだと感じている」と、今後の展開への期待感を煽った。今後、前日譚や、香港を舞台にしたクリスマス特別編、そして映画についての詳細は、数か月のうちに発表される予定だ。
『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』はU-NEXT、Prime Videoで配信中。(海外ドラマNAVI)