全米で配信中の海外ドラマおよび映画（ドキュメンタリー・リアリティショー含む）におけるランキングトップ10（ニールセン調べ）が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ（※放映権を獲得した他社作品）」「映画」という3部門における全米でのストリーミング（配信）ランキングを紹介しよう。
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配信ランキング（ニールセン調べ）
2025年5月19日（月）から5月25日（日）までの順位は以下の通り。
ドラマ（オリジナル）
- 『セイレーンの誘惑』（Netflix／計5話）…13億5600万分
- 『The Secret Lives of Mormon Wives（原題）』（Hulu／計18話）…8億1000万分
- 『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語』（Hulu／計65話）…6億3700万分
- 『キャシアン・アンドー』（Disney+／計24話）…5億2700万分
- 『アメリカン・マンハント：オサマ・ビンラディン』（Netflix／計3話）…4億6600万分
- 『YOU ー君がすべてー』（Netflix／計50話）…4億6500万分
- 『私たちが隠していること』（Netflix／計6話）…3億9300万分
- 『フォー・シーズンズ』（Netflix／計8話）…3億7700万分
- 『ポーカー・フェイス』（Peacock／計15話）…3億7100万分
- 『モブランド』（Paramount+／計9話）…3億6100万分
ドラマ（非オリジナル）
- 『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』（Hulu/Netflix/Paramount+／計488話）…8億2400万分
- 『ブルーイ』（Disney+／計154話）…8億2200万分
- 『スポンジ・ボブ』（Paramount+／計314話）…7億4900万分
- 『グレイズ・アナトミー』（Hulu/Netflix／計449話）…7億3300万分
- 『THE LAST OF US』（Max／計16話）…7億700万分
- 『クリミナル・マインド』（Hulu/Paramount+／計352話）…6億5700万分
- 『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』（Max／計281話）…6億1500万分
- 『All American（原題）』（Netflix／計119話）…5億5900万分
- 『ファミリー・ガイ』（Hulu／計448話）…5億5800万分
- 『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』（Hulu/Peacock／計575話）…5億5100万分
映画
- 『インスタント・ファミリー ～本当の家族見つけました～』（Netflix/Paramount+）…4億8400万分
- 『野生の島のロズ』（Netflix/Peacock）…4億4000万分
- 『マンジャーレ！ ～ノンナのレストランへようこそ～』（Netflix）…3億8500万分
- 『リロ＆スティッチ（2002）』（Disney+）…3億5000万分
- 『ファウンテン・オブ・ユース 神秘の泉を探せ』（Apple TV+）…3億4900万分
- 『フィアー・ストリート：プロムクイーン』（Netflix）…2億6000万分
- 『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』（Paramount+）…2億2900万分
- 『モアナと伝説の海2』（Disney+）…2億2800万分
- 『アメリカン・マリッジミステリー：密室の3人に起きたこと』（Netflix）…1億8000万分
- 『Mr.ノボカイン』（Paramount+）…1億6600万分
※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。
この週は全体的におとなしい数字が並ぶ中、唯一10億分以上の視聴時間を記録したのは、5月22日（木）リリースとなった『セイレーンの誘惑』。このリミテッドシリーズは全5話と短い尺にもかかわらず、4日間で13億5600万分をマークした。ある姉妹と社交界の著名人の歪な関係を、セクシーかつダークなユーモアを交えて描いた作品で、オスカー女優のジュリアン・ムーア（『アリスのままで』）、メーガン・フェイヒー（『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』）、ミリー・アルコック（『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』）などが出演。
オリジナルドラマ部門の2位以下では、シリーズフィナーレまで残り1話に迫った『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語』が、視聴時間を130％伸ばし（4億9100万分→6億3700万分）8位から3位に浮上。一方、同じく最終話直前の『モブランド』は視聴時間をやや減らし（3億8500万分→3億6100万分）9位から10位へとダウンした。
非オリジナルドラマ部門では、ほとんどのドラマが前週よりも数値を下げる中、『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』が首位浮上。視聴時間を前週比で125％と伸ばし（6億5700万分→8億2400万分）、6位から5つランクを上げた。25日にシーズン2最終話を迎えた『THE LAST OF US』は、日曜日のリリースだからか数字が伸びず（7億4500万分→7億700万分）4位から5位に後退。
映画部門は、いつものようにトップ10の半分に当たる5作品が入れ替わり。5月23日（金）に揃って解禁された新作映画、ガイ・リッチー監督によるApple TV+作品『ファウンテン・オブ・ユース 神秘の泉を探せ』は5位、Netflixのホラー作品『フィアー・ストリート：プロムクイーン』は6位に初登場。あとは、『リロ＆スティッチ』実写版と『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』が23日に全米公開されたのに合わせて、2002年のアニメ映画バージョン（4位）と前作『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』（7位）もトップ10に入った。旧作としてはほかに、2024年の『野生の島のロズ』が2位につけている。
『セイレーンの誘惑』はNetflixにて配信中。（海外ドラマNAVI）
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