『プリズン・ブレイク』リブート版、最後のレギュラーキャストが決定

米Huluにて制作が進められている『プリズン・ブレイク』リブート版のパイロット版。そのレギュラーキャストの最後の一人が決定した。米Deadlineが報じている。

男女の受刑者がいる最も危険な刑務所が舞台に

陰謀に巻き込まれたマイケル、リンカーンの兄弟を中心とした囚人たちの脱獄、逃亡劇を描いた『プリズン・ブレイク』は、2005年より米FOXで放送され、5シーズンにわたって続いた。今回のリブート版はオリジナルの続編ではなく、同じ世界観を舞台にしたまったく新しい刑務所ドラマ。アメリカで最も危険な刑務所の一つを舞台に、過酷な環境で生き抜く囚人たちと刑務官の人間ドラマを描く。

そんな新たなドラマのレギュラーキャストが続々と報じられていたが、この度、その最後の一人としてプリシラ・デルガド(『プリティ・リーグ』)が起用された。プエルトリコ出身のプリシラは女性受刑者のシャイアンを演じるという。役柄の詳細は不明だが、以前キャラクターの紹介にあった、見習い刑務官の女性、あるいは妊娠後期の受刑者(赤ちゃんの父親はすぐ上の階に収監中)という役どころになるのかもしれない。

プリシラのほかには、10年間服役している受刑者トミー役でドレイク・ロジャー(『ウィンチェスターズ』)、元兵士で刑務官となったキャシディ・コリンズ役でエミリー・ブラウニング(『アメリカン・ゴッズ』)、初の下院議員選挙に出馬する政治家・ジャクソン役でルーカス・ゲイジ(『YOU ー君がすべてー』)が出演。また、役名以外の詳細は不明だが、ゴースト役でクレイトン・カルデナス(『マヤンズ M.C. ~サンズ・オブ・アナーキー外伝~』)、ジュニア役でJR・ボーン(『The 100/ハンドレッド』)、ダリウス・“レッド”・ルイス役でマイルズ・ブロック(『マーベル ランナウェイズ』)、アンドレア役でジョージー・フローレス(『FAMOUS IN LOVE』)が参加する。

まだパイロット版のため、のちにシリーズ制作決定となった際に多少変更する可能性はあるが、ひとまずはこの8人のキャストが中心となって話が進んでいくようだ。撮影は今週スタート予定。

クリエイターを務めるのは、オリジナルも手掛けたポール・シュアリング。さらにプロデューサーとして、本家の製作総指揮に名を連ねたドーン・パローズ、マーティ・アデルスタイン、ニール・H・モリッツも参加する。ショーランナーを担うのは『マヤンズ M.C. ~サンズ・オブ・アナーキー外伝~』のエルギン・ジェームズ。

『プリズン・ブレイク』オリジナル版はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)、Netflix、Disney+(ディズニープラス)Huluで配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline