『プリズン・ブレイク』リブート版の進捗状況は？「本当によくできている」プロデューサーが明かす

米FOXが企画中の『プリズン・ブレイク』リブート版。その進捗について製作総指揮のマーティ・アデルスタインが「本当によくできている」とアップデートしたとScreenRantが伝えている。

『プリズン・ブレイク』新シリーズが始動！オリジナル版のクリエイターらが参加

米FOXの大ヒットシリーズ『プリズン・ブレイク』の世界を舞台にした新シリーズが、米Huluで製作されることがわかった。Varietyなどが報じている。 『プリズン・ブレイク』の世界が舞台 『プリズン・ブレイク』は、無実の罪で死刑判決を受けたリンカーン・バローズと、リンカーンの脱獄を手助けする計画を練...

2005年から2009年にかけて放送され世界中で成功を収めた人気シリーズ『プリズン・ブレイク』。打ち切り後も熱狂的なファンに支持され、2017年にシーズン5が発表されたが、新たにリブート版企画が進行している。

本家から製作総指揮マーティ・アデルスタインが続投しているリブート版。どのような物語になり、いつ撮影開始になるのか、ファンが熱い視線を送る中、アデルスタインはDeadlineの取材に応じ、進捗状況をシェア。詳細は明かされなかったものの「本当にうまくいっている。最初の脚本は本当に本当によくできているよ」と話し、順調に進行していることを伝えた。

2023年11月に報じられたリブート版企画。『マヤンズ M.C. ～サンズ・オブ・アナーキー外伝～』で共同クリエイターを務めたエルギン・ジェームズが、Huluのために同じ世界を舞台にした新作に取り組んでいると報じられ、シーズン6やリバイバルに当たるものではなく、リブートであることが強調されていた。本家のクリエイターであるポール・T・シュアリングも製作総指揮として参加することも発表された。

同じ世界を舞台にするということ以外、詳細が謎に包まれているが、本家で描かれたストーリーの違う側面を探る内容になるとの情報も。2017年に制作された続編的シーズン5がシーズン4までと比べて成功しなかったことを踏まえると、新たな切り口で再出発するというアイデアの方が賢い選択と言えるかもしれない。

リブート版にもオリジナルキャストであるウェントワース・ミラーとドミニク・パーセルの出演を期待するファンは多いに違いないが、過去にリバイバル版に出演したり、同役を再演するつもりはない姿勢を表明しており、残念ながら実現は難しそう。

新たなキャストによる新たなキャラクターを主人公にした作品によって『プリズン・ブレイク』ユニバースがさらに拡大することになりそうだ。『プリズン・ブレイク』は、Disney+にて配信中。（海外ドラマNAVI）