2005年に米FOXで放送開始された大ヒット脱獄ドラマ『プリズン・ブレイク』は、なぜシーズン5で復活後に打ち切られてしまったのだろうか? また、シーズン6の企画が浮上していながら実現しなかった理由を、米Screen Rantが分析している。
視聴率も評価も…
2005年から4シーズンにわたり、世界中で社会現象を巻き起こした本シリーズは、完璧すぎるラストをもって有終の美を飾った。オリジナル版は、視聴率の落ち込みが原因で打ち切られたとの憶測もあったが、当時にFOXの社長だったケヴィン・ライリーは、「番組で全てのストーリーを語り尽くしたから」だと理由を述べていた。
しかし、それから9年の時が経ち、ハリウッドでは次々に過去の人気シリーズのリブート版やリメイクが製作されるようになり、その波に乗り、FOXにて『プリズン・ブレイク』がシーズン5でカムバックすることが決定。マイケル・スコフィールド役のウェントワース・ミラーをはじめとする主要キャストも続投し、満を持しての復活に思われたが、視聴率も評価の面でも苦戦を強いられる結果となった。シーズン5の失敗は、非の打ち所が無いシリーズの結末を覆すだけの説得力あるプロットが欠け、ファンのノスタルジアのみで番組を引っ張る勢いもなかったことが原因だと見られている。
企画は存在したが…
それでも、当時はシーズン6の企画は存在していたそうだが、FOXが番組自体に興味を失ったことで計画が頓挫。また、同性愛者であることを公言している主演のウェントワースが、LGBTQ+以外のキャラクターを演じたくないと発表したことで、『プリズン・ブレイク』の終了が決定的になったという。
とはいえ、現在のドラマ界は人気シリーズの可能性を押し広げて行く“〇〇バース”の全盛期だ。オリジナルキャストが続投する続編シリーズは期待できないかもしれないが、マイケルとサラの間に生まれた息子マイケル・Jr.を主人公にしたスピンオフなど、『プリズン・ブレイク』ユニバースを拡大する新企画が浮上する可能性は考えられるかもしれない。
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Photo:『プリズン・ブレイク』(c) 2017 Fox and its related entities. All rights reserved.