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『BONES』デヴィッド・ボレアナズ、役作りでFBIの助言を完全スルーした理由とは?

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人気犯罪捜査ドラマ『BONES -骨は語る-』で12シーズンにわたりFBI捜査官シーリー・ブース役を演じたデヴィッド・ボレアナズが、役作りにおいてFBIの助言を完全スルーした理由を明かしている。

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FBIのオフィスでリサーチをしたデヴィッド・ボレアナズ

『BONES』は、エミリー・デシャネルが演じたテンペランス・ブレナン法人類学者とブースが相棒となり、白骨化した被害者に残された手掛りをもとに、難事件を解決していてくシリーズ。

ブースはFBI捜査官になる前、陸軍レンジャー隊員の狙撃兵だった。ホワイトカラーとブルーカラーという二つの側面を持つキャラクターを演じるにあたり、デヴィッドはFBIのオフィスを訪れ、職員の振る舞い方を観察するなど入念なリサーチを行ったという。FBIの仕事の性質や、職員全員が共有する性格的な特性を徹底的に学んだが、FBI捜査官の助言をことごとく無視したそうだ。というのもデヴィッドは、ブースにとってFBIでの訓練よりも、狙撃兵としての過去の方が重要だと考えたからだ。

ブース役へのアプローチ方法

シーズン3が放送されていた2008年、米Tube Talkのインタビューで、デヴィッドはブース役へのアプローチについて説明している。

「FBIについて聞かされたことはすべて、多くの点で無視しました。FBIを尊敬しているし、学んだことを徹底的に検討したけど、FBIで働く軍人上がりの男という側面からアプローチしました。ハーバードの卒業生でペニーローファーを履いた、机にかじりついているだけで、現場に出るのを怖がっているような男じゃなくてね。僕にとっては、ブルーカラーの軍人という視点の方が興味深かったからです。そこから全てが爆発的に広がりました」

デヴィッドは、高学歴で官僚主義を好む捜査官ではなく、庶民的で親しみやすいキャラクターを体現したいと思ったようだ。そのアプローチにより、知的で学者肌のブレナンとの間で絶妙なコントラストが生まれ、巧妙な役作りだったと言えそうだ。

またデヴィッドは、銃器の扱いやアクションシーンの訓練についても言及している。「銃器の扱いや建物への突入といった場面では、一切手を抜きません。出来る限り現実の捜査官のように、正確にプロらしくやっています。番組ではロサンゼルス警察のマイク・グラッソと一緒に仕事をしていますが、彼は最高です。彼のおかげで銃の扱いはリアルだし、そこにキャラクターの個性も持ち込んでいます」

ブースとブレナンのケミストリーと真に迫ったアクション、予想できないミステリー展開という番組の魅力で、『BONES』は12シーズンにわたって放送される人気シリーズとなった。

『BONES -骨は語る-』全シーズンは、HuluAmazon Prime Videoで配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『BONES』©2017 Fox and its related entities. All rights reserved.

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海外ドラマNAVI編集部

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