
1997年から本国アメリカで7シーズンにわたり放送された青春ホラードラマ『バフィー~恋する十字架~』。その続編となるリブート版が米Huluで企画されており、先日メインキャストの一人が決定した。そんな中、本家キャストの子どもたちが、リブート版のオーディションを受けていたことが分かった。米US Weeklyが報じている。
友達とのデートはNG!?あの人のアドバイスとは
本家でバフィー・アン・サマーズ役を務めたサラ・ミシェル・ゲラーは、リブート版で同役を再演するとともに製作総指揮も務める。そんな彼女が、元共演者であるウィロー・ローゼンバーグ役のアリソン・ハニガンと再会した際、共演者の子どもたちがリブート版のオーディションを受けに来ていたことについて話し合った。
「リブート版のオーディションを受けた人を知っているわ」と語るアリソンに、サラは「オリジナルに出演していた人で、子どもがオーディションを受けに来た人を知ってる、複数人ね」と反応。アリソンはサラの暴露に対して、「私の子どもじゃないといいけど!」とジョークを飛ばした。
15歳の新星、ライアン・キーラ・アームストロング(『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』)が主演を務めるこのリブート版でのスレイヤーは、キャスティング資料では内向的な高校生と記載されている。ライアンの様子をサラはこう語る。「ライアンのオーディションを見た瞬間から、私の側にいてほしいのはこの子しかいないと思いました。あの若さで、あのような感情的知性と才能を持てるというのは、本当に才能です。おまけに、彼女の笑顔はどんなに暗い部屋も明るく照らしてくれるくらい素敵なんです」
リブート版の監督は『ノマドランド』でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞したクロエ・ジャオ、ショーランナー・脚本・製作総指揮はノラ&リラ・ザッカーマンが担う。
共演者といえば、本家にウェスリー・ウィンダム=プライス役で出演していたアレクシス・デニソフと結婚し、16歳の娘サティアナと12歳の娘キーヴァをもうけたアリソン。「誰かさんに一目惚れされ、アリソンは激しく恋に落ちた」とサラは当時の二人を振り返る。アリソンは、「そうなの! でも彼からデートに誘われたりはしてないの! (ルパート・ジャイルズ役の)アンソニー・スチュワート・ヘッドに言われたことを覚えてる。その時点でアレクシスの方は(スピンオフの)『エンジェル』に出演するようになっていて、そろそろ関係をはっきりさせなきゃと思っていたから、私はトニー(アンソニー)のところに行って、“アレクシスとデートしようかな”って言ったの。そしたら“ダメだ。友情が壊れる。君たちは仲が良すぎるからデートしちゃダメ”って言われて。だからアレクシスとの大事な記念日には、“トニー、あの時はアドバイスありがとう”って伝えてるの(笑)」と語った。
アリソンとアレクシスは2003年に結婚したが、サラはあまり驚かなかったという。「こんなことは何度もあったの。例えば、ケリー・リパとマーク・コンスエロスね。ケリーはマークと出会った日、(私の方に)走ってきて“一番ホットな男がいる!”って言ったの。彼の方は“職場恋愛は嫌”って感じだったけど、その結末は大体分かってるの」。そんなサラ自身も、1997年の映画『ラストサマー』で出会ったフレディ・プリンゼ・Jrと2002年に結婚し、今では15歳のシャーロットと12歳のロッキーのママだ。
サラとアリソンは30年近く友人だが、友情を長続きさせるには理解が重要だとサラは話す。「ママ友たちは、友情とは毎日欠かさず電話することではないと分かってる。アリソンからのメールがないからといって私の人生は危機的な状況にはならない。悪い意味じゃなくてね。でも私たちは、相手の誕生日は忘れない。大事なことは見逃さない。そういう瞬間が、友情が長く続く理由なの。毎日あるいは週に一度、一緒にジムに通う時間を作れるかどうかじゃない。あなたがリアリティ番組でダンスをするとなった時、私は直接その会場にいることができなかった。でも毎週放送が終わる度にメールを送ったり、みんながあなたに投票してくれるかを確認したりしたわ」
ちなみに、もし相手の誕生日を逃してしまったら?と聞かれたアリソンは、「私たちがこれまで一緒に成し遂げてきたこと、人生をともにした経験が減ることはない」と付け加えた。
『吸血キラー/聖少女バフィー(バフィー~恋する十字架~)』全7シーズンはParamount+にて配信中。(海外ドラマNAVI)
Sarah Michelle Gellar Says Children Of OG 'Buffy' Stars Auditioned For Reboot https://t.co/oaKpEMteOa
— Deadline (@DEADLINE) May 20, 2025
参考元:米US Weekly、米Deadline