Apple TV+のドラマ『シュリンキング 悩めるセラピスト』シーズン3が撮影終了を迎えた。撮影最終日には、ポール・ローズ役のハリソン・フォードが感動した様子で、心揺さぶるスピーチを行う姿が捉えられた。米Entertainment Weeklyが伝えている。
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『シュリンキング』ハリソン・フォード、共演ジェイソン・シーゲルの意外な過去作品を称賛
Apple TV+の新作ドラマ『シュリンキング 悩めるセラピ …
ハリソン・フォード流感動のスピーチと完璧なオチ
7月22日(火)にApple TV+の公式Instagramで公開された動画の中で、ハリソンはキャストやスタッフに向けて以下のように語った。「君たちは最高だ。本当に、文句なしに最高だよ。君たちの仕事ぶり、仕事への向き合い方、そして周りの人々を幸せにするその力。すべてがとにかく見事だ。僕はこの作品が大好きだ。君たちと仕事をするのが大好きだ。またみんなで戻ってきて、再び一緒に仕事ができることを願っているよ」
この感動的なスピーチの後、彼の横に立っていた共演者であり共同クリエイターのジェイソン・シーゲルが「その通りだ、相棒」と声をかけると、ハリソンはすぐさま気難しい表情に戻り、「君に言ったんじゃない」とピシャリ。彼がスタスタと歩き去る姿に、全員がどっと笑い声をあげた。
83歳にして初の快挙
『シュリンキング』は関係者全員に成功をもたらした。パーキンソン病と闘いながら自身の担当医であるジュリーに惹かれていくという、切なく複雑な役どころを演じたハリソンも、シーズン2での演技が評価され、83歳にして初のエミー賞ノミネートを獲得。9月に発表されるエミー賞で、ハリソンはコメディシリーズ部門の助演男優賞をコールマン・ドミンゴ(『フォー・シーズンズ』)、エボン・モス=バクラック(『一流シェフのファミリーレストラン』)、『シュリンキング』で共演するマイケル・ユーリーなどと争う。
『シュリンキング』シーズン3の配信開始日はまだ発表されていないが、ジェイソンがその内容について少しだけヒントを明かしている。「僕たちはシーズンごとに指針となるテーマの言葉を決めています。シーズン1は“悲嘆”、シーズン2は“許し”、そしてシーズン3は――2つの単語になってしまいますが――“前に進むこと”です」
『シュリンキング 悩めるセラピスト』シーズン1〜2は、Apple TV+で配信中。(海外ドラマNAVI)
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