『ユーフォリア／EUPHORIA』シーズン3にハンス・ジマー参加！作品に影響を与えた巨匠がドラマを奏でる

HBO Maxの人気青春ドラマ『ユーフォリア／EUPHORIA』シーズン3に、アカデミー賞受賞作曲家であるハンス・ジマーが新たに加わることが発表された。米Varietyが伝えている。

ラビリンスも続投

Hans Zimmer to Score ‘Euphoria’ Season 3, Labrinth Also Returning https://t.co/3hsQBe21NW

— The Hollywood Reporter (@THR) July 23, 2025

ジマーは、『インターステラー』や『ライオン・キング』、『グラディエーター』『インセプション』など数々の名作映画を手掛けてきた作曲家であり、近年では『DUNE／デューン』シリーズやブラッド・ピット主演映画『F1／エフワン』などでもその存在感を示してきた。映画界で長らくトップを走ってきたジマーだが、ここ数年は『ザ・クラウン』や『80日間世界一周』などドラマ界の楽曲も担当している。

シーズン3には、これまで『ユーフォリア』で音楽を手掛けてきたラビリンスも引き続き参加し、ジマーとタッグを組む。

ジマーは参加にあたり、次のような声明を発表している。「この素晴らしいストーリーテリング・チームの一員となれることは光栄です。サム・レヴィンソンのビジョンのもと、彼らは非常に大胆で感動的なシリーズを作り上げ、多くの視聴者に深い意味をもたらしてきました。ラビリンスの音楽はこの作品のアイデンティティを形作っており、私はこの物語に音楽を通じて貢献できることを楽しみにしています」

クリエイターを務めるサム・レヴィンソンも、ジマーの参加に強い思いを示している。「ハンスと一緒に仕事ができるのは本当に光栄です。私は今シーズンの脚本を、（ジマーが担当した）『インターステラー』や『トゥルー・ロマンス』のスコアを聴きながら執筆しました。つまり彼の音楽は、最初から私たちの創作のDNAに組み込まれていたのです。過去のシーズンでラビリンスと作り上げてきた音楽も誇りに思っていますが、ハンスの存在が私たちをさらなる高みに導いてくれるでしょう」

長らく製作が遅れていたシーズン3はついに本格始動しており、ゼンデイヤ、シドニー・スウィーニー、ハンター・シェーファー、ジェイコブ・エローディなど主要キャストの多くが続投予定。さらに、シャロン・ストーンやロザリア、マーショーン・リンチといった新たな顔ぶれも加わる。

映画音楽界の巨匠と、現代的なエレクトロ・サウンドの旗手が組むことで、『ユーフォリア』は新たな音楽的高みへと到達するに違いない。

『ユーフォリア／EUPHORIA』シーズン3は、HBO Maxにて2026年に配信予定。シーズン1～2はU-NEXTにて独占配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Variety