『NCIS』ギブスが誓った12のルールと、その裏に隠された意味

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』でマーク・ハーモンが演じたリロイ・ジェスロ・ギブスは、19シーズンにわたり数々の名言を残した。その中でも象徴的なのが、彼自身が信じてきた“ルール”の数々だ。番組ではこれまでに91のルールが存在するとされているが、その全貌はまだ明かされていない。

ギブスはシリーズ本編を去ったものの、前日譚『NCIS:オリジンズ』や本編シリーズ(シーズン23に更新済み)で、彼の“ルール”は語り継がれている。

ここでは、ギブスが特に重要視していた12のルールと、それぞれに込められた意味を紹介する。

 

ギブスが特に重要視していた12のルール

ルール1:相棒を裏切るな

NCISチームは互いの信頼と忠誠を基盤に動いている。ギブスが最初に掲げたこのルールは、仕事だけでなく人間関係においても大切な指針だ。

ちなみに、マクギーによると同じく「ルール1」として「容疑者同士を一緒にしてはいけない」という別バージョンも存在するという。

ルール2:現場では必ず手袋を着用せよ

犯罪現場では物証の保全が最優先。手袋の着用は基本中の基本だ。このルールはまた、どんな状況にも備えるという意味でも解釈できる。

ルール3:言われたことを鵜呑みにするな。必ず確認せよ

ギブスは情報の裏を取ることを常にチームに求めた。信頼できる情報源であっても、検証は欠かせない。

また、同じナンバーで「決して連絡不能になるな」というルールも併記されている。

ルール4:秘密を守る最善の方法?誰にも言うな

ギブスは、情報を漏らさないことの重要性を説いた。続きには「どうしても言うなら、1人だけに。それ以上は論外」とある。

ルール9:ナイフなしで外に出るな

備えと自己防衛の象徴とも言えるこのルール。ナイフは武器としてだけでなく、緊急時の道具にもなる。

ルール12:職場恋愛はNG

仕事と私生活を混同すれば、チームの結束に影響を及ぼす。ギブス自身もこのルールを完全には守れなかったが、問題回避のために設けた原則だ。

ルール14:ルールを“曲げろ”、でも“破るな”

状況に応じて柔軟に対応することは必要だが、決して越えてはならない一線がある。2024年に放送された『NCIS:オリジンズ』のエピソードにも、このルールがタイトルとして使用された。

ルール28:助けが必要なときは、助けを求めよ

自力で何でも解決しようとせず、必要なときは仲間を頼る。それがプロフェッショナルの姿勢だとギブスは教えてきた。

ルール35:監視する者を監視せよ

ギブスは、監督機関や上層部であっても盲目的に信用してはならないと説いた。権力の乱用を防ぐための戒めだ。

ルール36:騙されていると感じたら、それはおそらく真実

直感を信じることも捜査官にとって重要なスキル。違和感を覚えたなら、何かあると考えるべきだ。

ルール51:自分が間違っているときもある

自分の非を認めることは、成長するために不可欠。シーズン7最終話のタイトルにもなった重要なルールだ。

ルール91:一度去ると決めたら、振り返るな

過去を引きずらず、前に進め。ギブスが自身のボートに「ルール91」と名付けたほど、このルールは彼の生き方そのものだった。シーズン18のラストでボートを爆破された彼は、シーズン19でNCISを離れ、アラスカでの新生活を選んだ。

まとめ
ギブスの“ルール”は単なるドラマのセリフではなく、仕事や人生においても通用する金言として、今なおファンの間で語り継がれている。今後も『NCIS』シリーズを通じて、新たなルールが明かされていくことに期待したい。

(海外ドラマNAVI)

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