死後の高校で繰り広げられる青春ミステリー『スクール・スピリッツ』がシーズン3へ更新

Paramount+が手がける“死後の学校”を舞台にした青春ミステリードラマ『スクール・スピリッツ』が、シーズン3へ更新されることが明らかになった。米Varietyが報じている。

 

幽霊となった女子高生が自らの死の謎を追う物語

本作の主人公を演じるのは、『コブラ会』のトリー・ニコルズ役や『ジェシー!』のエマ役で知られるペイトン・リスト。ペイトンが演じるのは、ある日突然殺されて幽霊となり、自らの死の真相を追う女子高生マディ。彼女は自分が誰に、どのように殺されたのかも覚えていないまま、校内に囚われていることに気づく。そこで出会うのは、さまざまな年代で亡くなり、同じく校内に留まり続けている幽霊たち。マディは彼らとともに「死後の支援グループ」を結成し、自らが被害者である殺人事件の謎を解明していく。

そのほかのキャラクターには、マディの親友で唯一幽霊になったマディの姿を見ることができるサイモン役にクリスチャン・フローレス、マディのボーイフレンドのザビエル役にスペンサー・マクファーソン(『REIGN/クイーン・メアリー』)、90年代に校内で死亡し、マディを「死後の支援グループ」に連れていくチャーリー役にニック・プグリーゼ(『13の理由』)、80年代にアメフトの試合中の事故で死亡したウォーリー役にマイロ・マンハイム(『ゾンビーズ』)ら。

シーズン2は視聴者数が驚異の94パーセント増

シーズン2の公式説明では、マディは「自分に何が起こったのかを知りながらも、いまだ来世へ進むことができず、奪われた人生を取り戻すために、生者と死者の仲間たちを団結させねばならない」とされている。そのユニークな設定とエモーショナルなストーリー展開が話題を呼び、シーズン2の28日間の平均視聴者数は390万人を記録。これはシーズン1比で94パーセントの増加という驚異的な伸びである。こうした成功を受けて、シーズン3への更新は当然の結果とも言える。

『スクール・スピリッツ』は、ネイト・トリンラッドとメーガン・トリンラッドによって創作され、彼らはオリバー・ゴールドスティックとともにショーランナーおよび製作総指揮も務めている。また、ペイトンもプロデューサーとして製作に関わっている。

本作はAwesomeness TVによって制作され、ニコロデオンとAwesomenessの実写部門責任者であるシャウナ・フェラン、そしてAwesomeness Studiosの幹部ブリン・ルーケンスとオースティン・ベデルが制作を監修している。

フェランは更新を受け、コメントを発表。

「『スクール・スピリッツ』を、ペイトンと素晴らしいキャストによるストーリーテリングとともに、再び視聴者に届けられることを大変うれしく思っています。オリバー、ネイト、メーガンの3人は、ティーンエイジャー特有の複雑な感情を繊細に描きながら、予想外の展開で常に視聴者を魅了してくれます。スプリットリバー高校の生徒たちが次にどんな運命をたどるのか、私たちもとても楽しみにしています」

『スクール・スピリッツ』シーズン1はParamount+(パラプラ)で独占配信中。シーズン2は5月16日(金)より日本初独占配信スタート!(海外ドラマNAVI)

Photo:© 2022 AwesomenessTV Holdings, LLC. All Rights Reserved.