『イコライザー』打ち切りにロビン役クイーン・ラティファが反応

米CBSの人気アクションドラマ『イコライザー』が、残念ながらシーズン5をもって打ち切りとなったことは当サイトでお伝えした通り。それを受けて主演のクイーン・ラティファをはじめとしたキャストがコメントを発表した。米Entertainment Weeklyなど複数のメディアが伝えている。

すでに新たなアクション企画が待機中?

1980年代のアクションドラマ『ザ・シークレット・ハンター』をもとにしており、デンゼル・ワシントン主演の映画シリーズも作られている人気タイトルの『イコライザー』。2021年に始まったリブート版ドラマは、スピンオフ企画も浮上するなどそのユニバースが広がる可能性もあったが、先日スピンオフ話は立ち消えに。さらに『イコライザー』シーズン5最終回放送の2日前となる5月2日(金)には、本家の打ち切りも発表された。

そしてこの度、本家で5シーズンにわたって主人公のロビン・マッコールを演じてきたクイーンが、コメントを発表。Instagramでシリーズ出演を振り返り、関係者に感謝した。

「悪人をやっつけるロビンのような役柄を演じることが望みだった。(製作総指揮の)シャキーム(・コンペア)と一緒にこういう役、こういう企画をやれることにワクワクしたわ。ファンにも自分たちと同じくらいこの作品を好きになってほしいと思っていた。この作品を通して過去に抱いてきた夢をすべて実現することができたし、5シーズンにわたって続けることができたなんて信じられない。素晴らしいキャストとスタッフに感謝しているわ! そしてファンにはどれだけ感謝しても足りないくらいよ。あなたたちが忠実に熱烈に支持してくれたからこそ、この作品を続けることができた。本当にありがとう」

クイーン自身はすでに新たなプロジェクトを抱えているようで、次のような言葉で締め括っている。

「そして心配しないで。私はもうすぐ新たなものでまた悪役をやっつけに戻ってくるから。その情報をみんなにシェアするのが待ちきれないわ。愛をこめて」

最後の発言からするに、何かしらのアクション作品にまた参加する模様のクイーン。『イコライザー』は終了してしまったが、彼女の今後にも注目したい。

クイーンのほかには、ロビンの10代の娘デライラ役のラヤ・デリオン・ヘイズと、ロビンの伯母ヴァイ役のロレイン・トゥーサントもコメント。自身も出演当初は10代だったラヤは、「この作品に関わることになったのはパンデミックの直前で、夢が叶った。『イコライザー』とともに成長できたのは誇り。デライラを演じられたのは素晴らしい贈り物だった。ずっと感謝し続けるわ」と語り、最終章となったシーズン5の最終撮影日などのオフショットをInstagramに投稿した。ロレインもクイーンとのツーショットなどを添えてファンや関係者に感謝している。「かけがえのない5シーズンにわたって温かく迎えてくれてありがとう。ファミリーになったスタッフ、キャストもありがとう。ヴィを演じるのは楽しかった。クイーン、ありがとう」

『イコライザー』シーズン1~3はAmazon Prime Videoで配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

Photo:『イコライザー』© 2021 Universal Television LLC and CBS Studios Inc. ALL RIGHTS RESERVED.