『NCIS:オリジンズ』本家とつながる伏線が続々!若きギブスがついに“あの人”と出会う

米CBSの人気ドラマ『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』の前日譚として注目を集める『NCIS:オリジンズ』が、衝撃的な展開でシーズン1の幕を閉じた。

ギブス(オースティン・ストウェル)とララ(マリエル・モリーノ)の関係が深まる一方で、彼女の命が危機にさらされるという衝撃の展開に、ファンの間でも話題となっている。

今回、製作総指揮/ショーランナーのデヴィッド・J・ノースとジーナ・ルチータ・モンレアルが、ララの命を危機にさらすという決断に至った理由、そしてシーズン2で登場予定の新キャラクターについて語っている。

 

若きギブスが抱える葛藤と本家への橋渡し

シーズン最終話では、ギブスが家族を殺した犯人ペドロを自らの手で葬ったことが明かされ、彼の正義感と復讐心の間で揺れる姿が描かれた。この展開についてノースは、「ギブスは法を守る人物。だからこそ、その行動が彼にどんな影を落とすか描きたかった」と語っている。

この事件の後、ギブスは自身の苦しみをセラピーで乗り越えようとするが、ある出来事によって再び内面の闇に引き戻されていく。その心の動きが、後の“セラピー嫌いなギブス像”に繋がっていくという。

『NCIS』ファン必見のあのキャラに注目

『NCIS』ファンなら誰もが知るダイアンが、ついに『NCIS:オリジンズ』に初登場。今後ギブスの妻となる彼女の若き日の姿を、キャスリーン・ケニー(『セックスライフ・オブ・カレッジガール』)が演じている。

モンレアルは、「本家に基づくと、タイムライン上で彼女は今登場するのが自然だった。結婚に向けて物語をうまく絡めていく必要がある」と語り、シーズン2で二人の結婚が描かれる可能性を示唆した。

また、シーズン2にはオリジナルシリーズでもお馴染みのマイク・フランクスの兄が登場することも判明。ベトナム戦争の過去にまつわる因縁が明らかになる予定で、長年のファンには見逃せない展開となりそうだ。キャストはまだ発表されていないが、彼との確執がフランクスというキャラクターの新たな一面を浮かび上がらせるだろう。

ララが車の事故に巻き込まれるという衝撃的なラストシーンで幕を閉じたシーズン1。制作陣は「彼女の運命はまだ分からない。だからこそ、シーズン2に注目してほしい」と語っている。

『NCIS:オリジンズ』は、オリジナルシリーズの世界観を深く掘り下げつつ、新たなキャラクターとドラマを描くスピンオフとして今後の展開からも目が離せない。シーズン2は今秋CBSで放送予定。(海外ドラマNAVI)

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