『グッド・ワイフ』アラン・カミング、英国アカデミー賞授賞式の司会に決定

『グッド・ワイフ』のイーライ・ゴールド役で知られるアラン・カミングが、今年の英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ部門の授賞式の司会を初めて担当することが決定した。

 

デヴィッド・テナントに続き、今年2人目のスコットランド出身ホスト

アメリカにおけるエミー賞に該当するとされるBAFTAのテレビ部門。第71回となる今年の授賞式は5月11日(日)に開催される。今年のBAFTAでは、2月に開催された映画部門の授賞式で『ドクター・フー』のデヴィッド・テナントが司会を務めており、アランは今年2人目のスコットランド出身の司会者となる。

3月後半にはノミネート作品の発表を控えており、今年の授賞式では、『私のトナカイちゃん』『ミスター・ベイツvsポストオフィス』『The Traitors UK(原題)』などが高く評価されると予想されている。

アランは多才なパフォーマーであり、エミー賞を2度受賞。そのうち1つは、アメリカで大ヒットしたPeacockのリアリティ番組『The Traitors』の司会としての功績によるものだ。この番組の成功により、スコットランド出身のアランは再びカルチャーシーンの最前線に躍り出た。

俳優としても幅広く活躍し、テレビドラマ『グッド・ワイフ』『インスティンクト -異常犯罪捜査-』『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』『シュミガドーン!』や、映画『007 ゴールデンアイ』『スパイキッズ』シリーズ、『X-MEN2』『チョコレートドーナツ』『バーレスク』などに出演。舞台では、『キャバレー』での演技が評価され、トニー賞を受賞している。

BAFTAのアワード&コンテンツ部門エグゼクティブ・ディレクターであるエマ・ベアは、「彼のユーモアと遊び心が、式典に新たな魅力をもたらすことは間違いない。英国のテレビ業界は、カメラの前でも裏方でも、他に類を見ないほどの才能と革新性にあふれている。今回のアワードで、そうした才能を称えることを楽しみにしている」とコメントしている。

『グッド・ワイフ』全7シーズンは、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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