Amazon「検屍官」ドラマ版にジョディ・フォスターの息子が出演

日本でも人気の小説「検屍官」シリーズがAmazonでドラマ化されることは、当サイトでお伝えした通り。そのキャストとして、あの有名女優の息子が参加することが分かった。

主人公の助手役が初の主要キャラクター

アメリカの作家パトリシア・コーンウェルが1990年から発表している、検屍官のケイ・スカーペッタを主人公にした「検屍官」シリーズは、2024年までに28作目がリリース。日本でもそのほとんどが翻訳され、1000万部以上を売り上げている。

公式あらすじによれば、検屍官のケイ・スカーペッタはバージニア州に戻ることになり、姉のドロシーを含めた人々との、個人としての、あるいはプロとしての複雑な関係に頭を悩まされることになるという。

配信前に早くも2シーズンの制作が決まっている『Scarpetta(原題)』で、アカデミー賞主演女優賞を受賞しているジョディ・フォスターの息子チャーリー・B・フォスターが加わることに。チャーリーは検屍官である主人公ケイの解剖助手ウィンゴを演じる。米Deadlineによれば、すでに3話分の撮影を済ませているという。

現在26歳のチャーリーは、母ジョディが出演していた映画『ナイアド ~その決意は海を越える~』やドラマ『The Garcias(原題)』に端役で参加していたが、主要な役柄を獲得したのは今回が初めて。

そのほかのキャストは、主人公のケイ・スカーペッタ役にニコール・キッドマン(『ビッグ・リトル・ライズ』)、ケイの姉ドロシー役にジェイミー・リー・カーティス(『スクリーム・クイーンズ』)、元刑事のピート・マリーノ役にボビー・カナヴェイル(『ナイン・パーフェクト・ストレンジャー』)、FBIプロファイラーのベントン・ウェズリー役にサイモン・ベイカー(『メンタリスト』)、ドロシーの娘でケイにとっては姪のルーシー・ファリネッリ=ワトソン役にアリアナ・デボーズ(『ウエスト・サイド・ストーリー』)、ルーシーの妻ジャネット・ワトソン役にジャネット・モンゴメリー(『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』)、レポーターのアビー・ターンボール役にソシー・ベーコン(『HERE AND NOW ~家族のカタチ~』)、ケイのアシスタントのマギー役にステファニー・ファラシー(『こんなのみんなイヤ!』)、弁護士ビル・ボルツ役にマイク・ヴォーゲル(『アンダー・ザ・ドーム』)、若き日のケイ役にロージー・マキューアン(『エイリアニスト』)、若き日のマリーノ役にジェイク・カナヴェイル(『ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男』)、若き日のベントン役にハンター・パリッシュ(『Weeds ~ママの秘密』)、若き日のドロシー役にアマンダ・リゲッティ(『メンタリスト』)、警官ブレイズ・フルッジ役にティヤ・シルカー(『グッド・プレイス』)、FBIのサイバー捜査官シエラ・“トロン”・パトロン役にアナ・ディオプ(『Titans/タイタンズ』)、マット・ピーターセン役にグレアム・フィリップス(『グッド・ワイフ』)、マギー・カットブッシュ役にジョージア・キング(『バイス・プリンシパルズ』)が決まっている。

ショーランナー・脚本・製作総指揮を務めるのは、『LOST』『バリー』のエリザベス・サーノフ。『ジェムストーン家の敬虔なる私生活』のデヴィッド・ゴードン・グリーンが最初の2話でメガホンを取る。製作総指揮にはキャストのニコールとジェイミーも名を連ねる。

(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline