『ビッグバン★セオリー』クリエイターの新作ドラマ、2シーズンで打ち切り

ヒットメーカーのチャック・ロリーが贈る米Maxのコメディドラマ『ブッキー/ギャンブルなお仕事』が2シーズンで打ち切られることが分かった。米Varietyが伝えている。

ロリー作品としては珍しく短命となった『ブッキー/ギャンブルなお仕事』

本作の主人公は、ベテランブックメーカーのダニー。ロサンゼルスでスポーツ賭博の胴元をしながら妻子を養う彼が、同地のスポーツ賭博合法化が目前に迫る中、顧客や家族、同僚を相手に奮闘する姿を描く。

ロリーといえば、12シーズン続いた大ヒットドラマ『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』をはじめ、『ハーパー★ボーイズ』『ふたりは最高! ダーマ&グレッグ』『ヤング・シェルドン』といったヒット作を次々と生み出しているが、2023年にスタートした『ブッキー/ギャンブルなお仕事』は短命に終わることに。今年1月末にリリースし終わったシーズン2をもって終了することが決まった。

Maxの広報担当が次のような声明を発表している。「クリエイターのチャック・ロリーとニック・ベケイ、そして主演のセバスティアン・マニスカルコに率いられた素晴らしいキャストは、スポーツ賭博という分厚いカーテンで閉ざされていた世界をもって、2シーズンにわたって私たちを笑わせてくれました。この作品がシーズン3に進むことはありませんが、思わず声を出して笑ってしまうような作品を作ってくれたチームの働きぶりに感謝しています」

『ブッキー/ギャンブルなお仕事』に関しては、かつて『ハーパー★ボーイズ』降板をめぐりロリー相手に訴訟騒ぎを起こしたチャーリー・シーンが本人役で何度か出演していることも話題となった。

『ブッキー/ギャンブルなお仕事』全2シーズンはU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety