現在主流となっている配信サービスでは数十年前のTVシリーズも配信されており、放送時には生まれていなかった新たな世代のファンを獲得することにもつながっている。人気犯罪捜査ドラマ『BONES-骨は語る-』でFBI捜査官のシーリー・ブース役を演じたデヴィッド・ボレアナズも、この流れを実感することがあったという。
今でも新たなファンを魅了し続けている『BONES』
デヴィッドは昨夏、主演ドラマ『SEAL Team/シール・チーム』のプロモーションのためにトーク番組『LIVE with Kelly and Mark(原題)』に出演。その際に、若いファンと対面する瞬間があったことを米Peopleに告白。
「ファッションショーのために二人の女の子が来ていて、彼女たちは10歳と12歳でした。そばには彼女たちのお母さんもいて、(姉妹の)二人は『BONES』が大好きだから僕がいることをとても喜んでいると言ってくれたんです。本当に不思議な気持ちでしたね」
そんな新たなファンとの出会いを経て、デヴィッドは今なお愛され続けている自身の代表作について回顧。『BONES』は、法医学者とFBI捜査官がタッグを組み、死体(骨)を前に軽快なやり取りをしながら事件に挑む姿が魅力の一つだが、そのユニークさのために「キャラクター主導」でやる必要があったと感じていたという。
「死体の上で話をして、ジョークを言い合い、お互いに同調する。そうして私たちは特別なものを作り上げました」
アクティングコーチから演技を学ぶ機会には、主人公テンペランス・ブレナン役のエミリー・デシャネルも「私もあなたと一緒にやりたい」と言ってくれたそうで、そのように共演者同士で密に話し合いながら作り上げたことは「他の役者とでは得られない経験でした」とデヴィッドは振り返った。
「でも、そうして僕たちは化学反応を起こしました。ただセリフを言うだけではなく、僕らは多くのシーンを書き直し、それをやってサブテキストを加えていきました」
「このドラマのおかげで、いろんな意味でより良いアーティスになれました。とにかく楽しかったですね」
『BONES-骨は語る-』全シーズンはDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
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