Netflixの大ヒットSFホラードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でマイク・ウィーラー役を演じたフィン・ウォルフハードが、最終シーズンへの想いを『トイ・ストーリー3』に例えて語っている。
オモチャを置いていく瞬間のよう
最終章となるシーズン5は昨年12月に撮影が終了し、シーズン1の番組参加時に12歳だったフィンは、現在22歳だ。まさに少年から青年へ成長を遂げた丸10年を、『ストレンジャー・シングス』に捧げたことになる。
米Peopleのインタビューでフィンは、人生の約半分にあたる年月を過ごした番組を卒業した時は、信じられないほど感極まる瞬間だったと語っている。
「僕の人生の後半10年分だからね。それはクリエイターにとっても同じです。ダファー兄弟は30歳の時に始めて今は40歳だし、みんな長い旅を経て、ともにそれを分かち合ってきました。僕の全子ども時代は、そこにあります。まるで、『トイ・ストーリー3』でオモチャを置いていく瞬間のようだったし、すごく特別なことでした」
フィンが言及した、『トイ・ストーリー3』でオモチャを置いていく瞬間とは、同シリーズの主人公ウッディやバズ・ライトイヤーといったオモチャの持ち主であるアンディが、大人になる過程で別れを告げたオモチャを、近所の少女に譲るシーンだ。
少年から青年へ成長を遂げる過程で過ごした番組を『トイ・ストーリー』のオモチャに例え、番組から卒業する切なさを語ったフィン。しかし、別れが辛かった一方で、番組のエンディングに誇りを持っているという。「素晴らしい終わり方で、すごく緊張感がありました。これ以上の終わり方は考えられないかな」とも述べている。
壮大な物語がどんな結末を迎えるのか楽しみなシーズン5は、2025年にNetflixで配信予定。シーズン1~4は独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ストレンジャー・シングス』© Netflix, Inc.