米ABCで2012年から2018年まで放送された、ホワイトハウスを舞台に描く禁断のラブ・サスペンスドラマ『スキャンダル 託された秘密』。全7シーズンにわたり主人公オリヴィア・ポープを演じたケリー・ワシントンが、いかに同シリーズが人生を変えたかを語った。
プロデューサー業に進出、家庭も構える
黒人女性としては約40年間で初めてネットワークのドラマ主役を務めた『スキャンダル』で成功を手にしたケリーは、自身の製作会社Simpson Streetを設立し、高い評価を得たリミテッドシリーズ『リトル・ファイアー ~彼女たちの秘密』をはじめ、『帰ってきたお父さん』や『リーズナブル・ダウト 推定無罪』を製作。刑務所で服役中の父親と一緒のダンスパーティに出席しようとする幼い娘たちの姿を追う意欲的なドキュメンタリー『ドーターズ』では製作総指揮を務めた。
米Varietyのインタビューで、ケリーが自身の経歴をこう振り返っている。「Simpson Streetで実現できたことすべては、『スキャンダル』の時代があってこそです。あの時、プロデューサーとしての私の人生が始まりました。人々が私のところへ来て、どれだけオリヴィア・ポープが自分の人生を変えたかを話してくれるのですが、その気持ちは理解できます。彼女は私の人生も変えてくれたからです」
『スキャンダル』で人気と知名度がアップしたケリーは、女優としても大きく飛躍した。上述の『リトル・ファイアー』と『帰ってきたお父さん』に主演したほか、クエンティン・タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』では物語の鍵を握る重要な役を演じ、実話をもとにした問題作『アニタ ~世紀のセクハラ事件~』では主演・製作総指揮を担った。
また、『スキャンダル』出演中の2013年に俳優兼プロデューサーのンナムディ・アサマア(『グッド・ナース』)と結婚し、私生活でも大きな変化を体験したケリー。「結婚して子どもが生まれ、家を購入しました。あの数年間で私にとって多くのことが変わりました。オリヴィア・ポープがカルチャーそのものだけでなく私自身にも影響を与えてくれたことに心から感謝しています」と語っている。
俳優・クリエイターとして大きく成長したケリーは、ここ近年、自身が主演した舞台を映画化した『アメリカの息子』をはじめ、『ザ・プロム』や『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』などの映画に出演。2024年は、米陸軍に所属する有色人種女性の一隊としては唯一海外で任務に当たった部隊に着想を得たNetflixの映画『6888郵便大隊』に主演した。
待機作として、Netflixの人気映画『ナイブズ・アウト』シリーズ第3弾『Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery(原題)』ほか3本が控えており、これからも快進撃を続けてくれそうだ。
『スキャンダル 託された秘密』全7シーズンは、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Variety
\月額990円~/
\ドコモユーザーはこちら/
- ディズニー作品はもちろんマーベルやスター・ウォーズ、さらにBTSなどオリジナルコンテンツを多数配信!
- 年額プランなら実質2か月分が無料に
- 作品数は16,000作品以上
Hulu(月額1,026円税込)とDisney+(スタンダードプラン月額990円税込 or プレミアムプラン月額1,320円税込)2つのサービスを利用できる。
つまりセットプランを利用すれば最大606円もお得に!
Huluでは日本のドラマやバラエティ、オーディション番組、Disney+ではディズニー作品はもちろんマーベルやスター・ウォーズ、さらに最新韓国ドラマやBTSなどのオリジナルコンテンツを多数配信!
Photo:『スキャンダル 託された秘密』© 2022 ABC Studios