2005年に米CBSで放送スタートし、リブート版『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』として蘇った『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。シーズン2までBAU(行動分析課チーム)を率いたジェイソン・ギデオンに変わり、シーズン3より登場したデヴィッド・ロッシが他のチームメンバーに慕われている理由を、米Looperが分析しているので紹介したい。
ロッシとギデオンどっちが好き?
ロッシがチームメンバーや多くのファンに愛される理由は、彼のユーモアのセンスや温厚な人柄、自身よりもチームの考えや目標を優先させる姿勢にある。自宅で豪華なディナーパーティーを開くなどし、また独特のユーモアと知恵でチームを支え、若手に活躍の場を譲る賢明さも彼の魅力の一つだ。
一方、ギデオンは携帯電話を嫌うなど融通が利かないところがあり、チームとの衝突も多かったため、視聴者にはやや取っ付きにくいキャラクターだったことは否めない。対するロッシは感情面でも仕事の面でも柔軟で、他者との交流に優れており、そんな性格が視聴者に親しまれる理由となっている。そういった資質が組み合わさり、自然とより多くのファンに支持されるキャラクターとなったと言えるだろう。
Redditなどのソーシャルメディアでは、どちらのキャラクターにも長所と短所があると認める声が多く、公平な議論が展開されている。ある投稿者は、「もしロッシが最初の3シーズンに登場し、ギデオンがその後のシーズンに出演していたら彼の成長を見る時間が増えて、もっと好きになっていただろう」と指摘。ロッシが多くのシーズンを通じて成長し、輝ける瞬間を獲得できたことが彼の人気に繋がったのだ。
実際、ロッシは初登場時には傲慢でよそよそしく、同僚を見下すこともあった。しかし、何年にもわたるエピソードを通じて変化し、優しさや謙虚さ、若手メンバーへの真の愛情を育んできた。一方、ギデオンにはその成長の時間が与えられなかったため、視聴者に深く親しまれる機会が少なかったのは残念でもある。
ファンの多くはギデオン自身よりも、彼の弟子であるスペンサー・リードに与えた影響に注目し、その存在を懐かしんでいる。リードは視聴者の間で特に人気の高いキャラクターで、ギデオンとの関係や彼の退場が、リードの精神的な浮き沈みに大きく影響したからだ。それでも、ギデオンが持つ特有の知識や個性的な性格を支持するファンは少なくない。こうした評価が好みによるものであることは明白で、番組を「リアルな描写の法的ドラマ」として見るか、「BAUと仲間たちの犯罪ドラマ」として楽しむかによって、見方は大きく異なるのではないだろうか。
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