『クリミナル・マインド』ショーランナー、マーベル新作ドラマを手掛けることに

人気ドラマ『クリミナル・マインド』でショーランナーや監督を担当したエド・バーネロが、マーベルの新作ドラマ『Nova（原題）』を手掛けることが分かった。米Deadlineが伝えている。

2022年に起用された『ミズ・マーベル』製作者と交代

ノヴァことリチャード・ライダーという名前の男を主人公にしたこのプロジェクトは2022年3月、『ミズ・マーベル』『ムーンナイト』といったマーベル作品に関わったサビール・ピルザダのもとで進められると報じられていた。しかし、それから2年半あまりが経ったこのタイミングでピルザダが外れ、後任にバーネロが起用された。さらに2022年当時は、この作品が長編映画になるのかリミテッドシリーズになるのかといった方向性も定かではなかったが、バーネロをショーランナー兼脚本家に迎えてドラマ化されることが明らかになっている。

Ed Bernero Boards Marvel's 'Nova' Series In Works As Showrunner https://t.co/tBlJkq4BWy

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Richard Rider will be the main character in Disney+'s 'NOVA' series.

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— MCU Film News (@MCUFilmNews) December 16, 2024

ノヴァがマーベルコミックに初登場したのは1976年のこと。ノヴァ・コープとして知られる銀河の警察組織のメンバーで、飛行能力や耐久力といった超人的な能力の持ち主だ。これまでMCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）で描かれてきたキャラクターとの接点は少ないが、『キャプテン・マーベル』や『シークレット・インベージョン』に登場した種族スクラルと何度か衝突したことがある。今回の映像化でこうした繋がりが活かされるのか、それとも独立したストーリーが展開するのかといった詳細は今のところ不明だ。

バーネロは『クリミナル・マインド』にシリーズ開始当初から関わっており、スピンオフ『クリミナル・マインド　特命捜査班レッドセル』のクリエイターも担当。さらには『サード・ウォッチ』や『クロッシング・ライン　～ヨーロッパ特別捜査チーム～』も手掛けた。犯罪捜査ものの経験が豊富だが、『Nova』の作風はどのようなものになるのか。続報を待ちたい。

『クリミナル・マインド』シーズン1～17はDisney+（ディズニープラス）にて配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Deadline①、Deadline②