『グレイズ・アナトミー』カイラー・リー、ショックだったレクシーの死を振り返る
カイラー・リー公式Instagram@chy_leighより

ロングランの人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』で、シーズン3~8まで主人公メレディス・グレイの異母妹レクシー役を演じたカイラー・リーが、レクシーが遂げた無残な死について心境を打ち明けている。

 

衝撃的な最期を迎えたレクシー

シーズン8最終話「傷だらけの翼」では、結合双生児の手術に向かう医師たちを乗せた飛行機が山中に墜落。機体の下敷きになったレクシーは帰らぬ人となり、シーズン9では飛行機事故で生き残ったクリスティーナ・ヤンが、レクシーの遺体をむさぼる狼の音が聞こえたと語るシーンがあった。

『グレイズ・アナトミー』でアリゾナ・ロビンス役を演じたジェシカ・キャプショーと、ジョー・ウィルソン役で続投中のカミーラ・ラディントンがホストを務めるポッドキャスト番組「Call It What It Is(原題)」に、カイラーが出演。レクシーの最期に言及したカイラーは、「狼に食べられちゃったのかな?」と冗談っぽく言い、「狼は私のスピリットアニマルの一つだから、知りたいだけなの。だから、それでいいわ」とコメントしている。

自身が演じたキラクターが悲惨な死を遂げたにもかかわらず、番組を去るのに「適切なタイミングだったと思う」と語ったカイラー。「(クリエイターのションダ・ライムズと)降板について話し合った時、私たちはただ降板を実現して、レクシーを退場させるために最高の形を考えていたんです」と振り返っている。

その後にカイラーは、シーズン17で新型コロナウイルスに感染して死の淵を彷徨ったメレディスの夢に登場し、レクシー役を再演した。しかし当時、『SUPERGIRL/スーパーガール』の撮影でカナダに滞在していたカイラーは、『グレイズ・アナトミー』のためにコロナ禍で国境を越えると2週間にわたって隔離生活を送らなければならず、ゲスト出演のシーンはグリーンスクリーンを背景に、全て独りで撮影したのだという。よって、その場にいないメレディスを押したりするシーンを独りで演じなければならず、「人生で、こんなにバカバカしいと感じたことはなかった」と回想した。

『グレイズ・アナトミー』を降板後にカイラーは、米CWの『SUPERGIRL/スーパーガール』で6シーズンにわたりアレックス・ダンバース役でレギュラー出演し、同じくCWのDCドラマ『ARROW/アロー』や『THE FLASH/フラッシュ』、『レジェンド・オブ・トゥモロー』にも登場して活躍した。現在は、米Hallmarkのドラマ『The Way Home(原題)』に主演しており、シーズン3が2025年1月2日にリリース予定だ。

『グレイズ・アナトミー』シーズン1~19はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。シーズン20はWOWOWオンデマンドで配信中。

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