『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイがキャリア初期に出演した『デューン 砂の惑星 II』撮影当時を振り返り、衝撃の裸シーンについても言及したとSlash Filmが伝えている。
全裸で砂漠を全力疾走
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演によるSFアクション超大作映画第3弾の制作が決定し、再び脚光を浴びているフランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」シリーズ。これまで何度も映像化されてきた本作だが、2003年のテレビ映画版にはブレイク前のジェームズ・マカヴォイが出演していたことをご存じだろうか?
2000年に放送されたSFチャンネルによる『デューン 砂の惑星』の続編として制作された『デューン 砂の惑星 II』。『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』のジョン・ハリソンが脚本を担当し、『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』のグレッグ・ヤイタネスが監督を務めた本作で、当時23歳のジェームズはポール・アトレイデスの子供たちであるレト2世役を熱演。鮮烈な演技を披露し、中には裸のシーンもあったが、本人は何の抵抗もなく、むしろ積極的に楽しんでいたようだ。
公開当時のインタビューでマカヴォイは「砂漠を走るシーンを撮っていて、17回くらいやってから、セカンドユニットの監督に“もう1回やりたいかい?なんでも好きなことでいいから、ただ何か違うことをやってみて。特に必要ってわけじゃないけど、もしやりたいことがあったら”って言われた。それで“まだやり残したことがたくさんあるよ”って思ったんだ。だから後ろに行って服を脱いで全裸になって、そのまま全力疾走して最後に宙返りを決めたんだ」と裸シーンの経緯を告白。
裸になることが何の関係があるのかと言えば、どうやら全く関係がなかったよう。「この映画ではすでに何度も裸になっていた」とマカヴォイは話しており、その流れで突発的に服を脱ぐことを決めたようだ。ちなみに走っている途中で彼自身も冷静になったようで「“なんていいアイデアだ!”と思っていたけど、“いや、全然良くないか!”って気がついた」と話している。
また、『デューン 砂の惑星 I&II』の廉価版ブルーレイ発売を記念し、全6話(約9時間15分)におよぶ同シリーズをスクリーンでイッキ見する上映イベントが12月22日(日)~24日(火)に開催することが決定している。ぜひジェームズの疾走シーンを劇場で見届けてみては?
(海外ドラマNAVI)
Photo:© Frank Herbert's Dune: © 2000 Victor Television Productions, Inc. and Betafilm GmbH All rights reserved. Frank Herbert's Children of Dune: © 2002 Blixa Film Produktion GmbH & Co. KG and TTP Film Distirbutions II, LLC. All rights reserved.