『ジ・オフィス』パム役ジェナ・フィッシャーがガンを告白

イギリスのドラマをもとにした米NBCの人気ドラマ『ジ・オフィス』のパム・ビースリー役で知られるジェナ・フィッシャーが、乳ガンと診断されていたことを告白した。米Deadlineが伝えている。

乳ガン検診を呼びかけるタイミングに合わせて

ジェナは10月8日(火)、乳ガンと診断されていたことをInstagramで告白。化学療法と放射線治療に加えて手術も受けた結果、現在は克服したという。

「10月は乳ガン検診の早期受診を呼びかける月。私がこんな報告をするなんて考えたこともなかった」とInstagramに綴ったジェナ。「去年の12月、トリプルポジティブ乳ガンと診断された。化学療法と放射線治療、手術を経て、今はガンから解放されている」と報告。一緒に投稿された写真は、『ジ・オフィス』にアンジェラとして共演したアンジェラ・キンジーの夫で俳優のジョシュア・スナイダーが撮ったものであることを明かし、「この闘病生活を支え続けてくれた彼らの優しさの一例」と、友人夫婦に感謝を示した。

これに対しアンジェラは「大好きよ。シェアしてくれてとても嬉しい。いつでも支えになるわ」とコメント。同じく『ジ・オフィス』共演者(エリン役)で『アンブレイカブル・キミー・シュミット』などへの出演でも知られるエリー・ケンパーも、「あなたのことが大好きよ、ジェナ。シェアしてインスパイアしてくれてありがとう」と反応した。

ジェナは2023年10月に定期的な乳ガン検診に行ったことから、左乳房に「何かが見つかった」そう。のちに生検を経て、同年12月にステージ1のトリプルポジティブ乳ガンと診断された。「トリプルポジティブ乳ガンは攻撃的なタイプの乳ガンだけれど、治療にとても反応しやすい」とジェナ。今年1月に腫瘍を摘出するための乳房腫瘍切除術を受けた後、再発を防ぐために化学療法と放射線治療を受ける必要があったことを明かした。

「ガンは早期に発見され、リンパ節やほかの部分には広がっていなかった。最近、再検査を受け、治療が効果を発揮したと知らせることができて嬉しい」と綴るジェナは、「ガンは消えた。今後も治療と経過観察を続けて、この状態を維持したい」と述べている。

『ジ・オフィス』全9シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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